浜辺美波の“たたずまい”を安田顕が絶賛「主役ですが決して偉ぶらず」<「アリバイ崩し承ります」浜辺美波&安田顕&成田凌インタビュー>
安田「(浜辺美波は)主役ですが、決して偉ぶらず…」
――まずはそれぞれのキャラクターをお教えください。
浜辺「原作ではわりと静かな時計店の女の子というイメージでしたが、ドラマでの時乃は原作より明るく、なおかつアクティブなイメージなので、可愛らしい看板娘みたいなイメージにできたらと思っています」
安田「察時はエリートゆえに非常にプライドが高い人間ですが、捜査という部分にあまり長けていない男でして。時乃との出会いで変わるのか、変わらないのかはまだ分かりませんが、所轄の方たちも含めて、人との関係性を大切にしながら演じたいです」
成田「雄馬は原作にはないオリジナルのキャラクターですが、できるだけ”何てことない人間”として作品のなかに存在できたらいいなと思っています」
――冬場の撮影ということで、浜辺さんが寒い中でセリフを上手く言うコツを安田さんに教わりたいと言っていましたが、伺えましたか?
浜辺「まだです。聞くタイミングがなかったので。寒い時はどうすればいいのですか?」
安田「そうですね。寒くてセリフが言えなくても、最悪、字幕という手がありますからね」
成田「字幕(笑)」
浜辺「あはは(笑)」
安田「でも、どうなんだろ(笑)。寒さが苦手で滑舌が不安になる場面もこれからあるかもしれませんが、今のところ、全く問題ないですよ。それよりも浜辺さんは現場にいる際のたたずまいが、素晴らしいんですよ。主役ですが、決して偉ぶらずというか…」
浜辺「そうですか?ありがとうございます!」
――成田さんはお二人よりも少し遅れての撮影入りとなりましたが、現場はいかがですか?
成田「なんだか、もうずいぶんこの現場にいる気持ちです。ただ、先にクランクインされたお二人は役の人となりがもうできあがっていますが、僕はまだよく分かっていない部分もあります」
安田「でも、僕も頭から(役のキャラクターが)カチッと決まってないことが多いですよ」
浜辺「そうなんですか!?」
安田「それで、撮影の終わりかけに、見つけかけて終わる…」
成田「そうですよね(笑)!!」
浜辺「安田さんでも、そうおっしゃるのを聞いて、安心しました」