ドキュメンタリー映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」4月10日公開 安藤サクラがナレーションに
第40代ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカを、田部井一真監督が追ったドキュメンタリー映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」が、4月10日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開されることが決定した。あわせて、予告編、場面写真も解禁された。
また、安藤サクラがナレーションを、森山直太朗が作曲・編曲した主題歌を三浦透子が担当することも発表された。
本作は、テレビ番組の取材でムヒカ氏にインタビューした田部井監督が、その後も取材を重ね、彼の生き方や言葉に触れながら、ムヒカ氏と日本の知られざる関係をひもといていくドキュメンタリー作品になっている。
2010年から5年間、南米の小国ウルグアイの大統領を務めたムヒカ氏は、収入の大半を寄付。公邸に住むことを拒み、愛妻と愛犬とともに小さな農場で質素な暮らしを続け、いつしか“世界でいちばん貧しい大統領”と呼ばれるようになった。
2012年にブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議でムヒカ氏は、先進国の大量消費社会を、強く、しかしやさしい口調で批判。その名スピーチは、たくさんの言葉に翻訳され、世界中の多くの人々に影響を与え、日本では「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)という絵本にもなった。
解禁された予告編は、「君が何かを買うとき お金で買っているのではない お金を得るために費やした 人生の時間で買っているんだ」というムヒカの言葉とともに、トラクターに乗って農作業をするムヒカ氏の姿から始まる。
ムヒカ氏は、日本の取材チームによるアポ無し突撃取材にも気さくに対応し、笑顔を見せる。そこから始まる、日本人若手監督とムヒカ氏の交流は、ムヒカ氏と日本の知られざる関係を明らかにしていく。その後、来日したムヒカ氏は何を思い、私たち日本人に何を語りかけたのかが気になる作りとなっている。
本作にて、ドキュメンタリー映画でのナレーションに初挑戦した女優の安藤、主題歌「uzu」を担当した三浦、その作曲・編曲を手がけた、シンガーソングライターの森山、監督を務めた田部井よりコメントが届いた。
監督:田部井一真
企画・プロデュース:濱潤
ロデューサー:大島新 堀治樹
撮影:中島大樹
編集:大山幸樹
音楽:石﨑野乃
製作:フジテレビ、ネツゲン、関西テレビ
協力:「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)
配給:KADOKAWA
宣伝:アンプラグド
2020年/日本/98分/カラー/ステレオ
(C)2020「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」製作委員会