注目スイーツ“豆花”を題したロードムービー「恋恋豆花」の主演・モトーラ世理奈が撮影や自身の旅エピソードを語る<インタビュー>
2019年にドラマ・映画・配信で展開された「ブラック校則」でヒロイン・希央を演じたモトーラ世理奈。2020年は2月22日(土)に公開の映画「恋恋豆花(れんれんどうふぁ)」で主演する。
同作は、父の提案でその再婚相手・綾(大島葉子)と台湾旅行をすることになった主人公・奈央(モトーラ)が、台湾で魅力的なスイーツやグルメ、そして人々と出会い、そのなかで綾との関係も徐々に変化していくというロードムービー。
奈央を演じたモトーラに、今作について話を聞いた。
「豆花」のように観た人を優しく癒やす作品に
――今作は1週間の台湾旅行という設定ですが、実際の撮影はどれくらいの期間で行ったんですか?
2019年の10月に台湾に行って、10日間くらいかけて撮りました。
――映画の設定より少し長いくらいだったんですね。撮影以前に台湾に行ったことは?
高校の友達との卒業旅行で1回ありました。
――今作にはいろんな台湾の食べ物が出てきますので、まずはタイトルに入っている「豆花」を食べた感想から教えてもらえますでしょうか。
卒業旅行のときは食べていなかったので、この撮影で初めて食べました。今までに食べたことのない食感で、おいしかったです。日本で売られている豆花より、本場の方が甘過ぎなくて優しい味でした。
――他に気に入ったおいしいものはありましたか?
葱油餅(ツォンヨゥピン)がすごくおいしかったです。“葱(ねぎ)”って漢字を使ってますけど、パイに玉子やチーズが入っている食べ物で、上に辛いソースが付いてるんです。
――ちなみに、臭豆腐を食べるシーンもありましたけど、いかがでしたか?
臭豆腐は…もう食べなくていいかな(笑)。
――(笑)。印象に残っている食べ物の次は、撮影で訪れた印象的な場所をお聞きしたいのですが、どこになりますでしょうか?
台中で、洸美-hiromi-さんのライブ中に倒れてしまって、家で寝かせてもらって目が覚めるっていうシーンがあるんですけど、あのお家は本当に洸美-hiromi-さんのお家なんです。台湾って暑い時期が長いから、床がタイルになってるんです。古い家は石だったりするらしいんですけど。そういう日本の住宅とは違うところが分かって面白かったです。
――セットやスタジオじゃなかったんですね。あと、撮影で大変だったことはありましたか?
台北より台中の方が気温が高いので、台中は10月でもちょっと暑かったですね。台中で駅からホテルまで歩いて、綾が「結構長かったわね」って言うシーンがあるんですけど、あのシーンはその距離を本当に歩いたんですよ。あのときは暑かったので、「なんで歩くの!?」って本当に誰かに言いたかった(笑)。
2月22日(土)より新宿ケイズシネマほか全国劇場で公開