30歳の遅咲き個性派シンデレラ・うらじぬの「伊藤(英明)さんも片寄(涼太)さんもカモン!な雰囲気」
ムロツヨシさんの「おー!」というシーンがあるので、楽しみにしていてください
――長見のキャラクターはどのように作っていますか?
なるべく気を使わないように気を使うというか、グイグイいくけど許されるようなそのちょうどいいところを狙いたいなと思っていました。最初はどうしようかなと思っていたんですが、それこそクランクインが第2話の河原のシーンで、初日から伊藤さんも片寄さんも、すごく「カモン!」な雰囲気だったんですね(笑)。だから、撮影の合間にも伊藤さんに突っ込んだりして。それがそのまま役に入っていったような気がします。実際には違うシーンが使われたんですが、伊藤さんを叩くシーンも撮りましたし、どれが一番気持ちのいい図々しさなのかというのを考えながらやっています。伊藤さんも、「こういう風にやってみたら」とリクエストしてくださることがあるんですよ。でも監督が「やり過ぎですね」と言ったり(笑)。とても楽しいです。
――今後のストーリーの見どころは?
後半は松本先生が宮寺(泉谷しげる)さん家族との関わり方をどうするのかという面と、松本先生と濱田先生(ムロツヨシ)の救急と心臓外科のバトルがどうなるのかというところですね。第6話(2月21日放送)では、ムロさんの「おー!」というシーンがあるので、楽しみにしていてください。
●うらじ・ぬの=1989年6月13日生まれ、千葉県出身。劇団子供鉅人所属。夏の日の本谷有希子「本当の旅」(2019年)など舞台を中心に活躍する一方、「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら」(2017年テレビ東京系)、「フルーツ宅配便」(2019年テレビ東京系)、「猪又進と8人の喪女~私の初めてもらってください~」(2019年関西テレビ系)など、ドラマにも多数出演。出演映画「Red」が2月21日(金)公開