萩原利久が親友とのキスに赤面?「(神尾)楓珠とチューするとは…(笑)」
同じマンションで暮らす幼なじみの高校生5人が繰り広げる、切なくて危険な偏愛ラブストーリー「鈍色の箱の中で」(毎週土曜夜3:00-3:30、テレビ朝日)。LINEマンガで連載中の同タイトルが原作で、久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩の若手キャスト5人が初恋にとらわれた高校生を演じている。
登場人物たちの絡まる恋模様と驚きの展開でトリコになっている人も多い同ドラマ。高校生とは思えないドロドロな展開にも注目が集まる。
連続リレーインタビューの2回目は、初恋が忘れられない高校2年生・辻内基秋を演じた萩原利久が登場。話題になっているキスシーンについて、そして友人でもある神尾楓珠について直撃インタビュー!!
――美羽(久保田)にキスをされて少しずつ変化している基秋。役を捉えるのが難しかったとのことですが…。
特に前半は、基秋って自分の気持ちに関しても何も語らないんです。基秋自身もあまり分かっていないところが多いんだと思いますが、原作を読んでいても無表情で感情の起伏がわかりづらい。利津(神尾)には死んだ目と言われていましたが、その通りかもしれないですね。ただこれって客観的に見た話で、本人としてはそんな自覚もないんだと思います。まぁ意外と17歳らしいと言えば“らしい”感情なのですが、そこを表現するのがすごく難しかったです。台本をもらってみんなで本読みをしたときは、自分の中で何も定まっていなくてすごく不安でした。
――役を捉えることができたのはいつだったのですか?
現場に入ってから周りの人たちと一緒に芝居をしたり、監督と話し合ったりしてやっと見えてきたというか…。監督がすごく丁寧に一つずつ感情を確認しながら進めてくださったので、今回の役は現場に入ってから掴むものが圧倒的に多かったです。
――男性陣はみなさん「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)で共演されていますが、現場はいががでした?
“初めまして”ではないのは、すごくラクでした。特に楓珠とはプライベートでもよく一緒にいて、また共演したいねと言っていたのでうれしかったです。歩とは「3年A組―」ではほとんど話ができなかったんです。なので再会するまでは、年下なんだけどたまに大人っぽいことを言うし、考えもしっかりしているんだけど、どこか抜けているところもありそう…とつかめないイメージでした。そこで、今回、現場に入るときに、“歩を攻略しよう”という謎目標を立てたんです(笑)。それはうまくいった気がしますね。基本、人見知りでシャイなんだと思いますが、結構話もしたし、心を開いてくれたと思うので…。これはうれしかったです。
――第2話では仲の良い神尾さんとのキスシーンもありましたが…。
まさか楓珠とチューするとは(笑)。共演したいねとは言っていたけど、こんな形だったのは2人とも想像していませんでした。でも実際やってみるとそこまでドキドキしなかったです。それよりも、3人でご飯に一緒に行ったりする仲の楓珠と夏美のキス姿を見る方がドキドキするというか…。現場では僕一人がキャッキャしていました(笑)。
――来週のインタビューは神尾楓珠さんが登場。萩原さんだけが知っている神尾さんの意外な素顔を教えてください。
多分、楓珠をあまり知らない人はクールに見えて、少しでも知っていると見た目から想像できない茶目っ気があることを知り、もうちょっと知ると適当な感じが出てきて、それを越えると実はすごく気を遣うタイプだということに気づきます。まぁトータルでいうと、掴めないタイプ。僕なんていつもマウントをとられていますから(笑)。でも、根はすごく優しいです。そして周りの人をよく見ていてジェントルマンなところもあります。現場で、全体を見てさっと助け船を出しているシーンをよく見かけますから。ちなみに僕は無神経。真逆ですね。見習いたいです。
――美羽と基秋が恋人同士になったのもつかの間、基秋の初恋相手・綾芽(筧美和子)が引っ越してきた第2話のラスト。第3話の見所を教えてください。
これまでは受け身だったら基秋が、やっと自分の考えを持ち動き始めます。ここから基秋が誰を好きなのか、どうしたいのかと悩み、どんどん人間的な部分が出てくるので注目してほしいです。これまで基秋目線で見てきた人はほぼいないと思うんです。でも、ここで一気に基秋目線でドラマを楽しめるはず。これからも波乱ばかりですが、是非注目してください。
毎週土曜深夜3:00-3:30
テレビ朝日で放送
※地上波放送終了後、ビデオパスで配信
原作=篠原知宏「鈍色の箱の中で」(LINEマンガ)
脚本=大北はるか
出演=久保田紗友、萩原利久、神尾楓珠、岡本夏美、望月歩、筧美和子 ほか
▼公式サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/nibihako
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