佐藤浩市、福島の女子高生が作った黒板アートに驚き「これがチョークだっていうのが信じられない」
また、黒板アートで描かれている桜の花が咲き誇る道について、佐藤は「これは富岡町の桜ですね」と劇中にも出てくるシーンに思いをはせる。
すると、「東京電力女子サッカー部マリーゼ」時代には福島第一原発で働いており、劇中で渡辺謙が演じている吉田氏が当時の上司であったという丸山は「私、ここでよく吉田(昌郎)さんとお花見したんですよ。だから、最後はめちゃくちゃ感動しました」と、元上司である吉田氏とのエピソードを語った。
続けて「私の記憶に吉田さんとの思い出が多くて、やっぱり発電所の中で働いていた時に、サッカーのこともすごく応援してくれたり、発電所を出てからもすごく応援してくれていたので、今回の映画を見て、渡辺謙さんが本当に吉田さんに見えました」と言うと、佐藤は「謙さんに伝えておきます」とうれしそうに受け止めていた。
最後に佐藤は「本当に今、世の中も大変な状況ですけど、映画を見られた方が10人いれば十人十色、いろいろな思いを持ち帰って。この映画を見て劇場の外を出たら、街を行く往来の人々を見て、車を見て、町の明かりを見て、いろんなことを感じてくれる映画だと思います。本当に今日はありがとうございました」とあいさつし、イベントは終了した。
3月6日(金)全国公開
出演:佐藤浩市、渡辺謙、吉岡秀隆、緒形直人、火野正平、平田満、萩原聖人、堀部圭亮、小倉久寛、和田正人、石井正則、三浦誠己、堀井新太
金井勇太、増田修一朗、須田邦裕、皆川猿時、前川泰之、Daniel Kahl、小野了、金山一彦、天野義久、金田明夫、小市慢太郎、伊藤正之、阿南健治
中村ゆり、田口トモロヲ、篠井英介、ダンカン、泉谷しげる、津嘉山正、種、段田安則、吉岡里帆、斎藤工、富田靖子、佐野史郎、安田成美
監督:若松節朗
原作:「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」門田隆将(角川文庫刊)
製作:KADOKAWA
配給:松竹、KADOKAWA
(C)2020『Fukushima 50』製作委員会
公式HP: fukushima50.jp