新海誠監督「天気の子」“物語の起点”に迫る映像特典の一部が公開!
新海誠監督最新作「天気の子」のBlu-ray&DVD(5月27日[水]発売)のリリースに先駆けて、Blu-rayコレクターズ・エディションに収録される<新海誠監督講演会「『天気の子』―物語の起点―」>の映像特典の一部が公開された。
2020年1月に都内で行われた新海監督による講演会の映像は、「君の名は。」公開年である2016年から「天気の子」の企画書に行き着くまでの約半年間、まさに「天気の子」を構成する要素を一つずつ集めた“物語の起点”とも言える期間の、その思考の過程を、日々つけている制作日誌を元にたどっていく。
新海監督が、どのようなことから作品へつながるヒントを見出してきたのか、何にインスピレーションを受けたのかが明かされる。
キャラクターの誕生秘話として、小栗旬演じる“須賀”の名前の由来は、スガシカオとの対談がキッカケだったことを告白。また、初期に“陽菜”と“須賀”の2人の物語として考えていた中で、何か足りなさを感じた新海監督が、「この物語には帆を高く上げるような気分がほしい」と、日誌に“帆高”とメモしたことが、誕生につながっていったことなども語られている。
その他にも、作中に登場する印象的なセリフの元の言葉や、作品のタイトル案の変わりよう、「天気の子」の核となる大切な要素「テーマ」「キャラクター」「物語」が形作られていくまでの流れが存分に披露され、「天気の子」の創作の秘密に迫る貴重な映像となっている。
Blu-rayコレクターズ・エディションの映像特典には他にも、映画「天気の子」が完成するまでの約1年間の制作過程を追った「メイキングドキュメンタリー」、作品の設計図ともいえる新海監督による「ビデオコンテ」、国内や海外での舞台あいさつを記録した「イベント記録映像集」、本編を見ながら、アフレコや楽曲制作の裏側を語りつくした、醍醐虎汰朗×森七菜×RADWIMPSによる「ビジュアルコメンタリー」が含まれている。
さらに、新海監督と有働由美子による、公開後の今だからこそ語ることのできる「『新海誠監督×有働由美子反省会!』〜映画『天気の子』を語り尽くした“ソノサキ”に〜」や、有働による制作現場潜入カメラ、野田洋次郎を加えた鼎談の映像も、ともに収録されている。
これらBlu-rayコレクターズ・エディションに付いてくる映像特典の合計は、11時間にも及んでいる。
Blu-ray&DVD 5月27日(水)発売
Blu-rayコレクターズ・エディション 12,000円(税抜)
Blu-rayスタンダード・エディション 4,800円(税抜)
DVDスタンダード・エディション 3,800円(税抜)
発売元:STORY/東宝
販売元:東宝
(C)2019「天気の子」製作委員会