<麒麟がくる>染谷将太演じる織田信長が本格的に登場!信長役は「演じられるという喜びと同時に責任も感じています」
3月8日(日)に放送される長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第8回より、染谷将太演じる織田信長が本格的に登場。放送に向けて染谷がコメントを寄せた。
同作は、史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く。
染谷「織田信長はとても好きです! 」
染谷は、「まさか自分が織田信長役を演じる日が来るなんて思ってもいませんでした。『革新的な織田信長をゼロからつくりたい』とスタッフの方からお聞きし、新しい織田信長を演じられるという喜びと同時に責任も感じています」とコメント。
また、「織田信長はとても好きです! これまでの大河ドラマの印象もありますが、うつけもので、ちょっと荒くれ者で、カリスマ性があるけど、謎。得体の知れない化け物感みたいなものを感じていました」と信長に抱く印象を語る。
そして、「『麒麟がくる』の織田信長は、とてもピュアな少年です。ピュアすぎるがゆえに狂気的に見えてしまい、周りからは理解されず、孤独になっていく人物です。ぶれないピュアさを根底にもっていますので、それを死ぬまでずっと持ち続けたいと思っています。
今回は、みなさんが思い描いているこれまでの織田信長像とは全く違うと思います。『麒麟がくる』の物語の中に生きている“一人の人間”として、フレッシュな気持ちでご覧いただき、『あ、これも織田信長だね』と思っていただけるとうれしいです。是非最後までお楽しみいただきたいと思います」と自身の演じる信長、そして作品の魅力をアピールした。
「尾張の小さな大名の若君」として見ていただき、行く末を見守っていただければ
制作統括の落合将氏は、染谷が演じる信長について「今までに誰も見たことのない織田信長です。それは一言でいうと『強さと弱さをあわせもった信長』です。弟ばかり溺愛する母に疎外され、偉大な父には近づくことができず、孤独な少年は、(川口春奈演じる)同年代の少女・帰蝶と出会ったことで、心の平安を得て、尾張統一に向けて戦い始めます。そんな難しい役を染谷さんは軽々と演じてくれています」と語る。
そして、「ぜひ視聴者の皆さんには『織田信長』というイメージをすべて捨てて、『尾張の小さな大名の若君』として見ていただき、その行く末を見守っていただければと思います。本能寺が起こるまでまだ35年、青年十兵衛(明智光秀)とうつけの少年信長がどう戦国の大海に漕ぎ出していくのか、楽しみにしていてください」と見どころを明かした。