“斎藤道三の館”セットを忠実再現!「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」で熱き戦国の世を体感
腹が減っては戦はできぬ!「光秀横丁」
お楽しみは屋外にも。大河ドラマ館に隣接する「光秀横丁」では、戦国グルメやお土産を販売する「みやげもん処(土産品販売所)」や「うまいもん処(飲食店)」など、戦国時代の装飾を施した店舗がズラリ。「うまいもん処」では高山ラーメンや戦国焼きそば、飛騨牛たこやきなど、岐阜にちなんだグルメがそろい、無料休憩所(飲食スペース)も完備。無料休憩所内の観光案内所では、周辺の観光情報も発信している。
さらに、大河ドラマ館や光秀横丁のある“光秀エリア”周辺にも、注目の観光スポットが点在する。
金華山(稲葉山)山頂にそびえる岐阜城(稲葉山城)周辺は“信長エリア”。天守最上階の展望台からは濃尾平野一帯を見渡すことができ、戦国の世に思いを馳せるのに格好のスポットだ。稲葉山城に隣接する岐阜城資料館では、過去の大河ドラマに登場した織田信長の等身大フィギュアも展示され、フォトスポット満載の展示が行われている。
このほか、ぎふ金華山ロープウェー、加藤栄三・東一記念美術館を含む一帯を“道三エリア”と称し、「道三の遺言状」や「生涯を描いたパネル」などの、岐阜のまちの礎を築いた道三公にまつわる展示や、伝統文化を体験できるワークショップも展開する。中でも、道三役・本木雅弘さんの等身大フィギュアは必見だ。
現代に残る戦国の気風「岐阜」ならではのおもてなし
さらに、5月からは信長の時代から脈々と伝わる岐阜ならではのおもてなし「鵜飼」も体験できる。
鵜飼とは、鵜を巧みに操って川の魚を獲る漁法。8世紀に成立した「古事記」「日本書紀」などにはすでに鵜飼に関する記述がみられるなど、歴史のある漁法の一つだ。
この鵜飼をもてなしの手法として取り入れたのが、信長だった。信長は、自らの客人を長良川の鵜飼観覧に招待し、客の乗る船を自分の船と同様にしつらえたり、鵜飼で獲れた鮎を自ら選定して届けさせるなど、おもてなしの精神を最大限に発揮したことで知られる。
この鵜飼は、現代でも行われている。今年は5月11日(月)から10月15日(木)まで毎日開催(※鵜飼休み[1日間]と増水時などの中止日は除く)。今に残る戦国の気風・鵜飼で岐阜ならではのおもてなしを体験するのも一興だ。
さまざまな観光スポットが並び、大河ドラマ「麒麟がくる」の世界観を体験できる「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」。訪れたファンからは、SNSなどで「展示がわかりやすくて、歴史に弱くても楽しめた」「ドラマ館前の店舗で高山ラーメン。おいしかった!」「ドラマ館と稲葉山城が近くて一日でまわれるのが良い。歴史漬けの休日を堪能できた」といった声が上がる。周辺スポットも含め、「麒麟がくる」の世界観が広がる岐阜市に大河ドラマファン・戦国ファンの注目は増すばかりだ。
「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」の入場料は大人(高校生以上)が600円、小中学生が300円。アクセスは、名古屋駅からJR岐阜駅まで約20分、JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バスで約15分。駐車場等の詳細はHPを参照。
開催期間:2020年1月11日(土)~2021年1月11日(月・祝)
料金: 大人(高校生以上)600円、小中学生300円
開催時間:9時~17時(最終入館は閉館30分前まで)
イベント等が開催される際は開館時間が通常と変更になる場合あり
※詳細は公式サイト・公式SNSにて
休館日: 会期中無休
天候等やむを得ない際は閉館する場合あり
※詳細は公式サイトお知らせ・公式SNS等にて
場所: 岐阜市歴史博物館2階
岐阜市大宮町2丁目18-1(岐阜公園内)
アクセス:名古屋駅からJR岐阜駅まで約20分
JR岐阜駅・名鉄岐阜駅から岐阜バスで約15分
※駐車場等の詳細はHP参照
主催: 大河ドラマ「麒麟がくる」岐阜実行委員会
■「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」公式サイト
【HP】「麒麟がくる 岐阜 大河ドラマ館」
■「ぎふ長良川鵜飼」公式サイト
【HP】「ぎふ長良川鵜飼」