「麒麟が来る」壮絶演技で話題の矢野聖人が「パパ恋」出演!「年上女性を一途に愛する役」を語る
オトナの土ドラ「パパがも一度恋をした」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)の第6話のエピソードゲスト矢野聖人が出演する。
本作は、最愛の妻・多恵子(本上まなみ)を亡くし、引きこもり生活を送る吾郎(小澤征悦)と、そんな吾郎を天国から心配した多恵子がおっさん(塚地武雅)の姿を借りて蘇り、少しずつ再生されていく家族の絆をハートフルに描いているラブコメホームドラマ。矢野が演じるのは、多恵子の親友でバツイチの女性、高木えみこ(紺野まひる)に恋する勝彦。
大河ドラマ「麒麟が来る」での熱演が話題となった矢野に、今回の役どころや、今年でデビュー10周年を迎えるにあたり、役者への意気込みなどを聞いた。
「俳優を続けていれば、再会もあるから嬉しい」
──撮影現場では自然に溶け込んでいらした様子でした。
おっさん多恵子役の塚地さんとは以前ドラマで、大垣幹太役の若林時英くんとは舞台で共演したことがありました。知っている方が現場にいたのはとても心強く、とにかく楽しかったですね。
──矢野さんは、2010年に蜷川幸雄氏演出の舞台「身毒丸」主演オーディションでグランプリを受賞。翌年上演の同舞台で若林さんと共演されています。
はい、時英くんは(僕が演じた)身毒丸の義理の弟・せんさく役でした。今回の現場で時英くんに「いくつになったの?」と聞いたら20歳で、あの頃の僕と同い年だなあと。僕もこうしてお芝居を続けて来られたことに感慨深くなりました。時英くんも役者を続けていて、こうした形で再会できてとてもうれしかったです。
──今回演じられた勝彦は、一回り以上年上の多恵子の同級生・えみこを懸命に愛する役でした。
最近は年齢的なこともあってか、奥さんがいるような役や、結婚するような役も増えてきています。今回もすごく新鮮な経験でした。