上野樹里「監察医 朝顔2」が“月9”史上初の2クール連続放送! 時任三郎、風間俊介、加藤柚凪も続投
朝顔は平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れる
前作のラストで悲しみは完全に癒えずとも前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の春を舞台に本作は幕を開ける。
変わることなく、興雲大学法医学教室で法医学者として働く朝顔。父の平も変わらず、神奈川県の野毛山署強行犯係で刑事として働き、時間があれば東北に向かい妻の遺体を探していた。朝顔の夫の桑原は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送り、娘のつぐみは最近になって「弟が欲しい」と朝顔たちにこぼすようになる。
そんな万木家の日常は、これからずっと同じように続いていくと思われた中、あることがきっかけで朝顔は、平の代わりに母の遺体を探すため一人で東北の地を訪れることになり、新たな物語が紡がれていくことに。
本作では、前作と同様に各話でさまざまな事件と遺体を扱うが、2クール連続という長期放送であることと、自然災害が多発している昨今を鑑みて、前作では描けなかった東日本大震災以外の大規模災害にも朝顔たちは相対していく。
さらに、2020年が終われば東日本大震災発生からちょうど10年を迎えるタイミングである意義を込め、東日本大震災と母の死に前作よりも深く向き合い、自らが母の“生きた証”を探すことになる朝顔を通して、被災した土地の“今”により具体的に迫り、2クール連続放送ならではの長期的な視点で、被災した人の“心”を見つめていく。