信長の弟・信勝を演じる木村了が初登場!「常にセンサーを張りながら演じさせていただきました」<麒麟がくる>
3月15日(日)に放送される長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第9回に木村了演じる織田信勝が初登場。木村が放送に向けてコメントを寄せた。
史料がほとんど残っていない20代の明智光秀(長谷川)の青春時代から始まり、織田信長、斎藤道三、今川義元、松永久秀さらに秀吉や家康といった英雄たちが天下を狙って戦う群雄割拠の時代を描く同作。
木村は染谷将太演じる織田信長の弟で、うつけと呼ばれる信長とは違い、檀れい演じる母・土田御前の寵愛を受ける織田信勝を演じる。
木村了コメント
(2007年に放送された「風林火山」以来)13年ぶりに大河ドラマに出演させていただきます。
今回、織田信勝を演じることになり、図書館に行ったり文献を調べたりしましたが、信勝はほとんど史実に残っていません。「信長を追っているドキュメンタリーにちょっとだけ現れる信勝」というくらいの情報量しかありませんので、これはキャラクターを自分で作るしかないなと思いました。
この役に対してどのくらい自分がアプローチできるのか今回僕にとってはとてもチャレンジでしたし、「麒麟がくる」の中でどのくらい信勝の印象を残せるのか、常にセンサーを張りながら演じさせていただきました。
母上である土田御前と信勝はとても仲良しですので、信長、信勝そして土田御前のそれぞれの距離感の違いを感じていただきたいです。
この関係がこの先の展開にどのようにつながっていくのか、毎回短いシーンではありますが、それを見逃さずにご覧いただけると、信勝の最期がとても興味深く、そして切なく見えてくるのではないかなと思います。
3月15日放送 第9回「 信長の失敗」あらすじ
輿入れしたものの祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)は、ようやく翌朝帰ってきた信長(染谷将太)と顔を合わせる。帰蝶は奇妙な出で立ちだが、領民のことを思いやる姿や素直に前日の不在を詫びる信長に興味をもつ。
婚儀に上機嫌な信秀(高橋克典)と土田御前(檀れい)だが、信長が持参した祝いの品を見て、激しく叱責。父にも母にも愛されない孤独な信長の姿を見た帰蝶は、鉄砲の手ほどきを受けながら自分も父がときどき大嫌いになる以外は好きだと言い、信長に寄り添う。
一方、美濃の光秀(長谷川博己)はのちの正妻となる熙子(木村文乃)と懐かしい再会を果たしていた。
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送