<エール>苦しみもだえる中村蒼“大将”に反響!切ない恋の行方が「椿姫」に重なる
料亭の女中だった希穂子は、次期社長にと期待される鉄男の前から黙って去った。それが鉄男のことを思ってのことだとすれば、音が取り組んでいるオペラ「椿姫」の展開と重なる。
「椿姫」のヒロイン・ヴィオレッタの心境を知るため、カフェーで“社会勉強”する音。目の前で繰り広げられる鉄男と希穂子の恋の物語から“男女の機微”を学ぶことになるのか。2人の恋のてん末は、音の声楽家としての成長にも大きくかかわってくる重要なエピソードになりそうだ。
28日(木)は第44回を放送する。
ヴィオレッタ役の最終選考まであとわずか。選考に向けて必死に練習しなければいけない時期に音がカフェーで働いていることを知った千鶴子(小南満佑子)は「私のすべてをかけて、プリマドンナを勝ち取ってみせる」と宣言する。
一方、鉄男は希穂子を訪ね、再びカフェーを訪れる。ちゃんと話がしたいという鉄男に、希穂子はあいかわらず冷たい態度を取る。