<エール>柴咲コウ“恋人”役で話題!金子ノブアキとは?朝ドラ&大河、同時出演の実力派
窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。6月19日放送の第60回で描かれた画家・今村嗣人(金子ノブアキ)の激しすぎる感情の揺れ動きが、見る者の心を捕らえた。(※以下、ネタバレがあります)
芸術家の“嫉妬”を激しい感情で表現
作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。才能を発揮する古山裕一を窪田が、その妻・音を二階堂が演じる。
第12週は、音の父・安隆(光石研)、バンブーの店主夫妻(野間口徹・仲里依紗)と描いてきたスピンオフ週。最終日となる60回は、本編にも登場する世界的オペラ歌手・双浦環の若い頃の物語を綴った「環のパリの物語 後編」を放送。環の恋人・嗣人役の金子の演技が視聴者を魅了した。
環はオペラ「蝶々夫人」という最大のチャンスを目前に。一方、恋人で画家の嗣人は、個展を開いたものの「凡庸」「ありきたり」などこき下ろされ、自信を失っていた。
頭角を現しつつある環に対し、同じ芸術家として嫉妬心を膨らませていく嗣人。幸せだったふたりの暮らしは一変、環に声を荒げ、友人にも当たり散らし、心の中はどんどん妬みの感情に支配されていった。
環が「蝶々夫人」の主役に抜擢されたことがわかった夜、こらえてきた嗣人の嫉妬心が爆発した。嗣人は自分の絵をズタズタに切り裂き、涙ながらに「俺は、君といる俺が嫌いだ。君といると、俺はどんどん嫌な奴になる」と、正直な感情を吐露。2人の愛の日々は終わりを告げた。