<エール>“プリンス久志”と“スター御手洗”の友情が沁みる!オーディションの結果に…!!
「あんたに勝ててよかったよ。正直…勝てないと思った」と正直な思いを口にした久志に、御手洗は声を詰まらせながら「ありがとう」と返し、2人は「必ずデビューするから」「約束よ!プリンス久志」と固く握手。
互いの才能を認め合った2人はその後、居酒屋に流しに出かけ「船頭可愛や」を見事なハーモニーで披露した。激しいライバル争いを繰り広げた2人だからこその美しいエール交換は、胸に深く沁みるものであった。
久志と御手洗との交流は、このオーディション前後の数日間だけ。それでもここまで強い絆を表現することができるのは、各俳優が半年かけて役を生きる「連続テレビ小説」であればこそ。
加えて、プライベートでも友人同士という山崎と古川が繰り広げた「後半はほぼアドリブ」(山崎)というほどの濃密なやりとりも印象深い。時間をかけて久志と御手洗の人となりがしっかりと描かれたうえでの息の合った2人の交流は、いちエピソードとして終わらせてしまうのは惜しいほどの魅力にあふれていた。