多部&瀬戸が明かす“おじキュン”に、大森「これ恥ずかしいやつじゃない(笑)」<「私の家政夫ナギサさん」インタビュー後編>
多部「ずるいおじさんですよね(笑)」
――(「私の家政夫ナギサさん」を放送する枠で)「逃げるは恥だが役に立つムズキュン! 特別編」の放送後に、多部さんが“恋ダンス”を踊る予告が流れていましたが、どのくらい練習をされたのでしょうか?
多部未華子:(収録の合間に)2~3時間くらいかな? ガチで練習したのは、前日にロケをしながら30分くらいですね。
めちゃくちゃ難しかったですけど、振り付け動画をいただいて、それをスタッフさんと見ながら、細かく現場で練習しました。
プロデューサーさんがめちゃくちゃスパルタで張り切っていて、「間違えたらもう1回だから」って言われて(笑)、そんなプレッシャーの中やりました。
――そうだったんですね。それでは次に、お互いの役どころの印象を教えてください。
多部:瀬戸さん演じる田所という役は、本当に絵に描いたような“パーフェクトボーイ”で、一番非現実的なキャラクターなんじゃないかな? って、思いますね。
本当にダメなところが1つもないですし、今後出てくることもないんじゃないかっていう。なので、ある意味1番ドラマらしいキャラクターですね。(大森さん演じる)ナギサさんは、すごくおじさんで(笑)。
一同:(笑)。
多部:(笑)。(ナギサさんは)自分のことをあまり話さないので、メイちゃんがどんどん引き込まれちゃうというか、(メイちゃんにとって)気になる存在になっていくっていう、ずるいおじさんですよね(笑)。
大森南朋:メイさんは、世話のかかるお客さまってところから、娘みたいな気持ちもあって、かわいらしい、仕事を頑張っている一生懸命生きている子って解釈しています。
田所君はほとんど会わないんですけど、(ドラマのシーンで)すれ違いざま「メイさんのお知り合いか」みたいな距離感というか、ナギサさんとしてはそういう風に見ていますね。
瀬戸康史:メイさんは会社からの期待とか信頼、後輩も育てなきゃいけないっていうすごいプレッシャーの中、戦っている女性で、部屋が汚いのは仕方がないんじゃないかなって思えて、そういう頑張っている一生懸命な女性で、僕は好きですね。
ナギサさんはうそが下手なんだなっていうのは、僕としては思っていますね(笑)。すれ違いざま(のシーン)とかおかしいですからね(笑)。
大森:あれはね、お互いに面白くしていこうってね(笑)。
瀬戸:(ナギサさんは)かわいらしいですよね、本当に。メイもうそが下手ですよね。(メイの)心の声が本番中は僕らにも聞こえているんですけど、「気づくだろ!」って(笑)。