全7話かけて描かれた“真実の礼香”に驚愕…2年後のマサ&礼香も胸熱!<L 礼香の真実(7)>
7月4日深夜、最終回を迎えたばかりの土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)のスピンオフ作品「L 礼香の真実」(ABEMA)の5~7話が配信スタートした。7話で描かれたのは、姫野礼香(田中みな実)の初恋の結末。最後まで掴み切れないと思われた姫野礼香というキャラクターの本当の顔が垣間見える仕掛けは圧巻。そして後半では三浦翔平が「M―」最終回から2年後のマサ役で登場し、“Mロス”を訴えるファンへの嬉しいサプライズとなった。(※以下、「L 礼香の真実」7話までのネタバレを含みます)
ついに告白「正幸くんがずっと好きだった」
「L 礼香の真実」は「M 愛すべき人がいて」で異彩を放つキャラクター、“眼帯秘書”姫野礼香(田中みな実)の初恋を綴るスピンオフ作品。
1話あたり10分弱のショートエピソードで、鈴木おさむが脚本を担当。ABEMAプレミアム会員限定で1話から4話までが27日から、5話から7話までが4日深夜から配信されている。
7話では、高校時代の礼香(中川梨花)と初恋の相手・正幸(中尾暢樹)の恋の結末が描かれた。
これまで礼香がやってきた狂気の行いを知り、「本当だったんだ…」と言葉を失った正幸。
礼香は「正幸くんがずっと好きだった」「勝手に好きになって、周りの人を不幸にして…ごめんなさい、ごめんなさい」と打ち明け、「でもね、正幸くんにウザいと思われながら生きていくのはイヤ。あたし…死ぬね」と自分自身を追い詰めた。
これまで正幸や自分にとって邪魔な相手にぶつけてきた憎しみや狂気が、自分自身、そして愛する正幸本人に向いた。深く愛しすぎたゆえの狂気には哀しみの色が宿り、礼香という女性の弱い部分がふと垣間見えるクライマックスとなった。