玉木宏&高橋一生、中学時代を回想 転機は演じる兄弟と同じ「15歳」
7月28日(火)にスタートするドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(毎週火曜夜9:00-9:54※初回2時間スペシャル、フジテレビ系)の取材会が7月25日に行われ、主演の玉木宏と高橋一生が出席した。
本作は、養父母を死に追いやった運送会社社長への復讐(ふくしゅう)を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス。復讐のために心を捨て、顔も名前も変え、裏社会に身を投じた主人公・竜一を玉木が、竜一の双子の弟で、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二を高橋が演じる。
双子が復讐を誓ったのが15歳ということにちなんで、報道陣から「自身がどんな中学生だったか、その頃の自分に言葉を掛けるとしたら」という質問が。玉木は、中学3年生の頃に今とは別の事務所のオーディションを受けたことを明かし、「その頃はテレビドラマをたくさん見ていて、ドラマに出る側になりたいなと思っていました。それが、初めて明確に大きな夢を抱いた時です。今、不思議なことにその時に抱いた職業にちゃんと就いているので、結果間違っていなかったんだなと思うところもありますし、『ちゃんと思ったことを行動してよかったね』と声を掛けたいです」と回答した。
高橋は「僕も中学3年生、15歳の時に同じように思っていました。それまでにもお仕事をさせていただいていましたが、周りが少しずつ進路を決めていく中、自分も将来をすごく考えた時期で、俳優になりたいと思っていましたし、それを今させていただいているというのは僕も不思議というか奇妙な感覚です。15歳の自分に声を掛けるとしたら、いろいろな意味を含めて、その時の日常を忘れないように生きていてほしいので、『日常生活がとてもかけがえのないものなんですよ』ということを口を酸っぱくして言いたいです」と語った。