玉木宏&高橋一生、中学時代を回想 転機は演じる兄弟と同じ「15歳」
注目ポイントは「かわいい二人」
また印象に残っているシーンについて、玉木は「ドラマの中で“触れる”ということを大事にしたいなと思っていました。そんなに多くは出てこないのですが、肩もみのシーンは少し安堵(あんど)できるシーンになっているかなと思います」と打ち明けた。すると高橋も「“肩もみ”につきるんじゃないかなと思います」と共感。続けて、「(肩もみ中の)照明もハードボイルドなんです。ピンク色や青い色の照明が窓から差し込んでいる中で肩もみをするという、かわいい二人が見られます(笑)」と注目ポイントを紹介した。
さらに、共演者について玉木は、「通常より撮影期間的には短かったので、仲良くなった頃に終わるのがすごく寂しかったです。妹役である松本穂香さんは緊張されていたみたいで、普通に話ができるようになった頃に(撮影が)終わってしまったので、今度ご飯に行こうねという話はしたんですけれども…」と寂しさをにじませながらコメント。
高橋は、以前にも共演経験のある遠藤憲一について、「遠藤さんは悪役として作中に存在しているのですが、普段はとてもかわいらしくてすてきな人柄なので、本作でも現場では今まで通りかわいらしい人でした。スイッチングがすばらしい方なので、ぎりぎりまで面白い話をしているんですね。台本があるにも関わらず、遠藤さんがお芝居をされていると予測ができないところもあり、お芝居をさせていただいてとても楽しかったです」と共演シーンを振り返った。
一方、玉木は遠藤について「ちゃんとやらせていただくのは初めてだったので、『これだけ悪い顔の人がいるんだな(笑)』と。それくらい迫力がある霧島源平を演じてくださったと思います。蓄積されたものがあって、表に出すパワーがあるのだと思いますが、源平役を遠藤さんがやってくださって、作品的に深みが出たんじゃないかなと思います」と印象を明かした。
ほか、本作には奈緒や今野浩喜、松本まりか、斉藤由貴らが出演する。