こわもておやじの“ほっこり”食堂再び開店！ドラマ「深夜食堂」続編決定！
安倍夜郎原作の同名コミックをドラマ化した小林薫主演の「深夜食堂」の続編が、10月からTBS、MBSでスタートすることが分かった。
原作コミックは、ビックコミックオリジナル（小学館）で連載中。第55回小学館漫画賞や日本漫画家協会賞大賞を受賞し、「このマンガがすごい！2009」に選ばれるなど人気を博している。ドラマ作品としても韓国からリメークのオファーが来たり、ギャラクシー賞を受賞するなど、高い評価を得ている。
ドラマは、繁華街の片隅で深夜0時から朝7時ごろまでひっそりと営業する食堂を舞台に、少しこわもてだが、材料があれば客の注文は何でも作るマスター（小林）と客の交流を描く。
キャストは前作から引き続き、甘い味付けの卵焼きが好きなゲイの小寿々（こすず）（綾田俊樹）やデニム地のキャップをかぶっている常連客の忠（不破万作）、タコ仕立ての赤いウインナー炒めを好むヤクザの竜ちゃん（松重豊）、刑事（光石研）らが登場する。また、スタッフは、演出には「毎日かあさん」の小林聖太郎、脚本は「Wの悲劇」「探偵物語」などを手掛けた荒井晴彦が加わることが決定した。
続編の放送決定を聞いた主演の小林は「（深夜食堂は）個性的なキャスティングも魅力的でしたが、B級グルメなるものとは一味違った、あの懐かしい料理の数々じゃないでしょうか。予算がない、故に不便な場所へのスタジオ通い。ないない尽くしの番組ではありますが、プロデューサーやスタッフの執念さえ感じています。あのスタッフでなければ、あのテイストは実現しなかったでしょう。今回は前回にも増して、小林さん、荒井さんらが加わり、大変パワーアップしており楽しみです。僕自身は、ただカウンターの内に立っていればいいだけの役なんですが、味のある、（常連客役の）不破さんや綾田さんらの芝居をこっそりのぞいていられるのも、何とも楽しい時間であります」と再演できる喜びを語った。
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10月スタート
放送曜日、時間未定
TBS、MBSで放送
