宮藤官九郎「今こそやるべき企画」“ほぼ1人芝居”をNGなし!制作スタッフが語るかっこよすぎる生田斗真
制作統括・訓覇圭コメント
ある日、水田さん、そして宮藤さんから立て続けに連絡が入った。一緒にやって欲しい仕事があるとのこと。なんだか隣り組の御輿を担がせてもらえる感じがしてワクワク。宮藤さん曰く「今までやったことのない挑戦なんで、成功するかどうかは分かりませんが、いいですか?」だそうで、2つ返事。お二人ともいいお歳なのに、この弱り切った時代に「挑戦作」なんて乗っかるしかない。
なんでもコロナ前に考えていた企画らしく、確かに未来を予見していたかのような内容、才能ある人たちはやっぱりすごい。とにかく一刻も早く放送を!ということで怒涛のようなスケジュールを組み、疾走中です。今も続くこのワクワク感を伝えることが、この企画の成功だと信じて、最後まで「挑戦!」
制作統括・仲野尚之コメント
2020年4月9日。新型コロナは日本を席捲し、緊急事態宣言が発動され、日本中のドラマ撮影がストップしました。あるドラマは中止になり、あるドラマは延期を余儀なくされました。5月25日宣言が解除され、慎重に撮影が再開されました。
日々変化するコロナの状況と、それに対応して変化する撮影の状況。そんな渦中に、本作の準備は始まりました。舞台は2年後。リモートワークが浸透した世界。宮藤さんの一筋縄ではいかない脚本を、水田監督が丁寧に具現化していきます。
そこに生田斗真さんが加わり、リハーサルを重ねました。ワンセットの閉鎖空間ながら、外では様々な出来事が巻き起こります。撮影はじめ監督と長年組んできたスタッフたちが、的確に準備を進め、撮影はその準備が功を奏し、とても順調に進みました。コロナ禍の中、私達が表現できることは何か?今できる最善を尽くす。息もつかせぬ45分間、是非楽しんで下さい。
「JOKE~2022 パニック配信!」あらすじ
漫才コンビ「俺んち」のボケ担当・沢井竜一(生田)は不祥事を起こしてレギュラー番組を降板、相方とも絶縁し自宅に引きこもっていた。AIロボットに頼めば食事の注文から掃除まで何でもやってくれるだけでなく、AIが沢井のボケを学習しネット生配信の大喜利番組『俺んちチャンネル』では相方を務めるまでに成長し、沢井は大満足。
しかし、その生配信中にかかってきた奇妙な電話のせいで、沢井はとんでもない事件に巻き込まれていく。沢井とその家族に迫る魔の手(?)番組は無事終了できるのか!そして、犯人は誰なのか?