小篠恵奈が体当たりのラブシーンにも挑む「あざみさんのこと―」予告編解禁
主演・小篠恵奈が恋に執着するヒロインを体当たりで演じる、越川道夫監督がおくる男女の性愛を描くシリーズ最新作「あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景 vol.2」が10月10日(土)から全国で順次公開。予告編映像と本編場面写真が解禁となった。
「アレノ」での監督デビュー以来、「海辺の生と死」「二十六夜待ち」など、男と女の揺れ動く情愛を描き続けてきた越川監督。2019年には、特別養子縁組を取り上げ、母性と親子の絆を問うヒューマンドラマ「夕陽のあと」を発表し、新境地を開拓した。
そんな越川監督による「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1」に続く最新作となる本作。解禁された予告編は、「私はもう、誰かを真剣に深く愛することはできないんだろうか」とひとりごち、渋谷の街を泣きながら歩くあざみの姿から始まる。
周囲も自分も傷つけるように、性に奔放となるあざみを演じる小篠が、自らをさらけ出し体当たりで挑むいくつものシーン。なにもかもうまくいかないと自暴自棄になる一人の女性が、自分を真っすぐに愛する人との出会いによって変わっていく姿を描いていくのか。本編への期待が高まる映像となっている。
また、場面写真も一挙公開。小篠が見事に体現した、複雑な家庭環境に育ち、愛と誰かへの依存にすがりつく寂しがり屋のあざみの姿や、あざみを不器用に愛するノダくん(奥野瑛太)、別れたばかりのやさしい恋人(嶺豪一)、あざみをそばに置くだけだったキタジマさん(斉藤陽一郎)、そしてあざみが愛憎半ばする感情を抱く強烈な母(片岡礼子)など、個性が際立った役者たちによる「愛と再生の物語」が繊細かつリアルに紡がれる。
STORY
17歳で複雑な家庭から逃げだしたあざみは、年の離れた編集者のキタジマさんの恋人になった。
キタジマさんに釣り合う女になりたいと背伸びしても、彼は仕事優先で向き合ってくれない。寂しさをこじらせたあざみは、その後、誰と付き合ってもキタジマさんのことが頭から離れない。
そんな彼女の前に、子どものように真っすぐに愛をぶつけるノダくんが現れた。同じ頃、軽蔑していた母との再会と死を経験したあざみは、愛すること、生きることを見つめ直すのだった。
10月10日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次公開
出演=小篠恵奈/奥野瑛太、嶺豪一、斉藤陽一郎/宮本なつ、遊屋慎太郎、鈴木晋介、内田周作/片岡礼子
監督・脚本=越川道夫
公式サイト=http://azamisan-no-koto.com/
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