<鬼滅の刃>禰豆子の魅力をおさらい! 炭治郎「町でも評判の美人だったんだぞ」
そして、禰豆子は人を食べる鬼にされていながら、むしろ人を守るために必死で戦うという特別な鬼。
TVアニメ1話で、初めて炭治郎・禰豆子のきょうだいに会った義勇は、身を挺してケガをした炭治郎をかばう禰豆子を見て、「飢餓状態になっている鬼は、親でも兄妹でも殺して食べる。今までそういう場面を山ほど見てきた。(略)…守る動作…俺に対する威嚇…こいつらは何か違うのかもしれない」と、禰豆子と炭治郎に希望を見いだしている。
その後も禰豆子は炭治郎と力を合わせ、数々の鬼との激闘を繰り広げながら、人間たちを食べずに守ってきた。
それは、炭治郎を隊士として育成した育手・鱗滝左近次が、「人間が家族に見える」という暗示を掛けたことも理由ではあるが、裏を返せば、血を流し、身を挺してまで家族を守る禰豆子の優しさや、心の強さの証明でもある。
それでも禰豆子が人を食べないということを信じず、彼女を刀で刺し、自分の血も流すことで禰豆子の鬼としての本性を出させようとした風柱・不死川実弥の過激なあおりにも抵抗。
そして、鱗滝が「もし禰豆子が人に襲いかかったときは、炭治郎と義勇、そして鱗滝自身が全員腹を切る」という手紙を書いたほど、ただの鬼ではない、人を守る者として強い信頼を得ている。
禰豆子は鬼と戦う際に、鬼殺隊の剣士とは異なるさまざまな能力を駆使する。誰かを守る時は体を大きくしたり、逃げる時には小さくなって敵に捕まりにくくしたりと、身長は自由自在。
これは、日の光に当たることができない日中、炭治郎の背負う箱の中にいるときにも使っている。
加えて、蹴り技や爪を駆使した華麗な体術も。TVアニメ7話で禰豆子が戦った沼の鬼は、「この女強い! まだ何の異能も使えないようだが、それでもこの強さ!!」と、圧倒されている様子をモノローグで語っている。
また、鬼は異能として「血鬼術」というさまざまな術を使える者もおり、禰豆子が初めてTVアニメ19話で使うのが、自らの血を爆発させる「爆血」。
炭治郎は、精鋭の鬼である十二鬼月の中の、下弦の伍・累との激闘の末、刀を折られながらも爆血で刀を加速させ、きょうだいの絆の力で累の首を落とすことに成功した。
劇場版の本予告でも、禰豆子が得意の蹴りと爪で敵に立ち向かっている様子や、むくれているキュートな姿まで収められており、その活躍にも期待が高まっている。
10月16日(金)全国公開
<スタッフ>
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸、梶山庸子、菊池美花
プロップデザイン:小山将治
コンセプトアート:衛藤功二、矢中勝、樺澤侑里
撮影監督:寺尾優一 3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子 編集:神野学
音楽:梶浦由記、椎名豪
主題歌:LiSA「炎」(SACRA MUSIC)
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス
<キャスト>
竈門炭治郎(かまど・たんじろう):花江夏樹
竈門禰豆子(かまど・ねずこ):鬼頭明里
我妻善逸(あがつま・ぜんいつ):下野紘
嘴平伊之助(はしびら・いのすけ):松岡禎丞
煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう):日野聡
魘夢(下弦の壱)(えんむ・かげんのいち):平川大輔
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■劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 本予告 2020年10月16日(金)公開
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