「監察医 朝顔」第2シーズンのスタート日が発表 朝顔の祖父を演じる柄本明の続投も決定
“月9”ドラマとして初の2クール連続放送で、法医学者と刑事という異色の父娘を描く上野樹里主演の「監察医 朝顔」の第2シーズン(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)に、第1シーズンに続いて柄本明がレギュラー出演することが決定。また、放送スタートが11月2日(月)となったことも発表された。
「監察医 朝顔」は、香川まさひとの同名漫画を原作に、大きなアレンジを加えて映像化されたヒューマンドラマ。
上野演じる主人公の万木朝顔は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める法医学者。一方、朝顔の父・万木平(時任三郎)は、神奈川県の野毛山署強行犯係に勤めるベテラン刑事。
朝顔と平たち“法医学者×刑事”という異色のタッグが、かたや解剖、かたや捜査で、さまざまな遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまを、胸が締め付けられるほどハートフルにつづっていく。
2019年放送の第1シーズンでは、朝顔と桑原真也(風間俊介)との結婚や、一人娘のつぐみ(加藤柚凪)の誕生を経て、癒やしようのない悲しみを少しずつ乗り越えていく父娘の姿を、胸が詰まるほど細やかに紡ぎ上げていった。
第1シーズンのラストで、悲しみは完全に癒えずとも前へ一歩踏み出し、母の実家があり、母が被災した東北の海辺の街を再び訪れることができた朝顔。その翌年の5月を舞台に、第2シーズンはスタート。
変わることなく、朝顔は興雲大学法医学教室で法医学者として勤務し、平は野毛山署強行犯係で刑事として働き、時間があれば東北に向かい妻の遺体を探していた。朝顔の夫の桑原は神奈川県警捜査一課で多忙な日々を送り、娘のつぐみは最近になって「弟が欲しい」と朝顔たちにこぼしている。
朝顔たちの日常はこれからもずっと同じように続いていくと思われた中、とあることがきっかけで朝顔は平の代わりに母の遺体を探すため1人で東北の地を訪れることになり、新たな物語が幕を開ける。
そんな同作で第1シーズンに続き、レギュラー出演が決まった柄本は、朝顔の母・里子(石田ひかり)の父である嶋田浩之を演じる。
第1シーズンでは、里子の遺体を探しに来る平に冷たく当たっていた浩之だが、後半からは平の思いを受け入れ、自身も里子の遺体を探すように。孫の朝顔とはよく電話をするなど仲が良く、浩之を演じる柄本は「また孫たちに会えることを、とてもうれしく思います。見ていただければ幸いです」とコメントしている。