<半沢直樹>片岡愛之助”黒崎”の再登場にファン興奮!Twitter&Yahoo!検索“Wトレンド入り”
堺雅人主演のドラマ「半沢直樹」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)9話が9月20日に放送された。8話で退場したと思われた黒崎(片岡愛之助)の復活に、視聴者から歓喜の声が上がり、TwitterやYahoo!を賑わせる大反響を巻き起こしている。(以下、ネタバレがあります)
黒崎が見せた“去り際の美学”
「やられたらやり返す。倍返しだ!」の流行語を生んだ2013年放送の前作から7年。今シーズンは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」(ともに池井戸潤著、ダイヤモンド社/講談社文庫)を原作に、オリジナルのエピソードも交えて銀行家・半沢直樹のスカッとする逆転劇を描いている。
箕部の身辺を独自に調査していた黒崎。その行動が大物政治家・箕部(柄本明)の不興を買い、8話ラストで異動に。
「政府に逆らうなんてほんとバカなことしたわ。誰かさんに影響されたせいかしら?」と微笑み、「最後に一つ、教えてあげる。『伊勢志摩ステート』を調べなさい。今私が言えることはここまでよ」と言い残してカッコよく去っていった。前シリーズからドラマをかき乱してきた名キャラの退場か、と視聴者からは惜しむ声が上がっていた。
千両役者・黒崎が“見得”披露
だが、黒崎の出番はまだあった。
9話では、半沢たちが箕部と東京中央銀行の黒いつながりを追及する展開が描かれた。半沢は、カギを握ると思われる東京中央銀行法人部・灰谷(みのすけ)の調査に向かった渡真利(及川光博)たちに「応援を呼んだ」と告げたが、その“応援”が黒崎その人だった。
「応援を頼まれちゃってねぇ~。まったく官僚を何だと思ってんのかしら、直樹は」と嬉しそうに登場した黒崎。強烈な存在感と必殺技の“急所つかみ”を繰り出してあっという間に灰谷を吐かせると今度は半沢のもとに急行。紀本(段田安則)に「もーもたろさん、ももたろさん これから鬼の征伐に 助太刀するわよ黒崎が」とにらみを利かせ、ワイロの証拠を突きつけた。