<半沢直樹>最終回にロス広がる…「ダメ沢直樹ね!」愛之助“黒崎”にスピンオフ求める声
堺雅人が主演を務める日曜劇場「半沢直樹」(TBS系)の最終話となる第10話が、9月27日に放送された。半沢(堺)とは対立関係にありながらも愛嬌を振りまき人気キャラクターとなった金融庁検査官・黒崎(片岡愛之助)の活躍にも喝采の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
8話で退場!?も9話でカムバック!!
最終話では、半沢が箕部の元秘書・笠松(児嶋一哉)や大臣の白井亜希子(江口のりこ)らを味方に引き入れ、ラスボス・箕部幹事長(柄本明)に迫っていく展開が描かれ、視聴者を熱狂させた。
反響は大きく、Twitterでは「#半沢直樹」がトレンド世界一になったのをはじめ「最終回」「半沢ロス」「半沢さん」が世界トレンド入りするフィーバーぶり。最終回を迎えた喪失感を訴える“半沢ロス”の声が広がり、平均世帯視聴率も30%の大台に乗る32.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で有終を飾った。
最終回では、半沢を「いっそのこと辞めちゃえば?」「仕事なんかなくなったって、生きてれば何とかなる」と力づけた妻・花(上戸彩)、「この世で一番嫌いなお前を、全人生を懸けて叩き潰す!受けて立てぇぇぇ!」と最後まで憎まれ口で半沢を奮い立たせた大和田(香川照之)ら、2013年の前作から引き続いて登場したキャラクターたちが見せ場を作った。
中でも話題を呼んだのが、半沢とは前作からの腐れ縁、元金融庁職員にして現・国税庁職員の黒崎駿一(片岡愛之助)。
8話で金融庁から異動を命ぜられ、半沢に別れを告げた黒崎は、9話で半沢の前にまさかのカムバック。「もーもたろさん、ももたろさん、これから鬼の征伐に 助太刀するわよ黒崎が」と紀本(段田安則)にらみを利かせ、放送後には「黒崎」がTwitterの急上昇ワード入りとyahoo!検索ランキング1位を同時に果たす注目を集めた。