玉城ティナな緊張したシーンとは?
――個性的なキャラクターが集まっていますが印象に残ったことは?
映像として見た時に、皆さんの眼力による画面の強さに驚きました。私も「目の印象が強いね」と言われることが多いのですが、菊之助さんや加藤諒さん、阿部進之介さんも目が大きく、場面を切り取った時に印象が強いなと感じました。
――緊張したシーンはありますか?
一番緊張したのは広橋と一緒に居酒屋へ行き、酔っぱらうシーンです。メイクさんにも「このシーン、めちゃくちゃ緊張する~!」と伝えてしまうくらいには緊張しましたね。どう演技すればクールで淡々と仕事をこなす九路の面影を残しつつ、酔っぱらえるのかが難しかったです。
酔っぱらいの演技自体が初めてだったので、正解が分からないままでした(笑)。酔っぱらうシーンの他にも、くすっと笑ってしまうシーンはたくさんあるのでそこも楽しんでいただければなと思います。
――もし、劇中の広橋のように時間ができたらどのように過ごしますか?
今は少し難しいこともあるかもしれませんが、映画館にふらっと入って、上映している映画を見たいです。「この映画を見る」という計画を立てずに、偶然立ち寄った時間で見られる映画を見るという見方が好きなんです。映画館の後は、友人とご飯を食べて、おうちに帰る。そんな何でもない日常をのんびりと過ごせたらいいですよね。
最近体を動かすこともしていないので、体を動かしたいなという気持ちもあります。ジムに通うことも再開させたいですし、新しい挑戦としては、ダンスをやってみたいです。ダンスの種類は決めてないですけど、菊之助さんが挑戦したアルゼンチンタンゴは難しいそうなのでやめておきます(笑)。
――最後に視聴者の方へメッセージをお願いいたします。
夜8時から放送するので、世代を問わず、皆さんでご飯を食べながら見ていただければと思います。九路のキャラクターは最初、性格がきつい女性に思えるかもしれませんが、最後まで見ていただければ彼女なりの葛藤も見えてくると思います。
事件の真相はもちろんのこと、働き方改革によって刑事たちがどのようになるかも注目していただければうれしいです。このドラマを通じて、働き方改革が浸透して、仕事とプライベートを両立できるようになったらいいなと思います。