<エール>野田洋次郎“木枯”久々の登場で視聴者歓喜!意味深なひと言に注目集まる
窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)、10月2日放送の第80回では、裕一の作曲家仲間である木枯正人(野田洋次郎)が久々に登場。時節が徐々に息苦しくなっていく中で相変わらず飄々とした空気をまとった木枯の姿に、視聴者から歓喜の声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
「裕一はたいしたもんだよ」木枯、久々登場
作曲家・古関裕而氏と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに、音楽と共に生きた夫婦の姿を描く本作。第16週「不協和音」では太平洋戦争が勃発し、裕一(窪田)はニュース歌謡の作曲に、久志(山崎育三郎)は慰問活動に、鉄男(中村蒼)は新聞記者の仕事に戻り、福島三羽烏(がらす)の活動は休止となっていた。
そんな中、第80回では裕一の元を鉄男が訪ねてくる場面が描かれた。鉄男の後に続いて「久しぶり」と姿を見せたのは、コロンブスレコードで同期作曲家だった盟友・木枯だった。
久しぶりに酒を酌み交わした3人。「木枯さんの曲は全部名曲だから!」とはしゃぐ裕一・鉄男に木枯は「今はさっぱりだけどな。全然書いてないし」「書いても通らないんだよ。『お前の音楽は軟弱だ。もっと世の中の空気に合わせろ』だってさ」と、木枯なりの苦悩を吐露。
ニュース歌謡を手掛ける裕一に木枯が「裕一はたいしたもんだよ。求められる音楽を、質を落とすことなく次々に生み出してる」と言葉を掛けると、裕一は「僕はね、ただ、お国のために頑張ってる人のことを応援したいだけ。それが僕にできるたった一つのことだからね」と思いを打ち明けた。
かつては鉄男のおでん屋で語り合った裕一と木枯。だが、木枯が先にコロンブスレコードを辞め、鉄男が作詞家として独り立ちしおでん屋を閉めたこともあり、最近は姿を見せなくなっていた。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送