乃木坂46・樋口日奈、“覚悟”の黒髪ショートカットで木村拓哉の生徒役に「本気で取り組みたい」<教場2>
樋口「緊張もありながら楽しみ」
――今回の「教場2(仮)」の台本を読んでの印象はいかがですか?
台本を読むと、風間教官のせりふが音声で再生されちゃうんです。シーンのひとつひとつが自然と頭の中に浮かんできて、読んでいるだけなのにドキドキしてしまいました。生徒それぞれが抱える葛藤や秘密が、風間教官によってほどかれていき、そんな生徒たちみんなが卒業に向けて成長していく、その中に自分も入っているのは緊張もありながら楽しみでもあります。
――坂根千亜季という役に対する印象・思いをお聞かせください。
原作を読み、監督ともお話させていただいた中で、原作の千亜季は誰に対しても分け隔てない優しさを持っている子だなという印象がありました。そして今回の台本を読んで、その優しさもありつつ、厳しい訓練を黙々と乗り越える“静かな強さ”がある子だなと感じました。
私もグループ(乃木坂46)の中では、あまり前に出るタイプではないのですが、それでも厳しい競争の中で黙々と努力して、やってきたので、そこは自分とリンクする部分があり、愛情を持てました。
――役作りのためのショートカットについての感想・まわりの反響は?
私はデビュー以来ロングヘアを守ってきたんですが、この役のために30cmくらいバッサリ切りました。(乃木坂46の)メンバーに会ったときは最初誰だか分からないって言われて(笑)。
でも、「ショートの方がいいかも」って言ってくれるメンバーもいたり、どんな反応があるか少し不安もあったんですが、予想以上の反響に驚きました。ファンの方からも「似合ってる」と言ってもらえて、こういう機会がなければ黒髪のショートカットにすることはないので、運命的な巡り合わせで自分を変えることができて、いい経験になりました。
――「教場2(仮)」への出演が決まって、メンバーの反応はいかがですか?
情報解禁前だったので、メンバーに聞かれてもはっきりとは言わずに「警察学校の…」「木村さんの…」と話すんですけど、すぐに「“教場”でしょ!」って当てられちゃいます(笑)。放送を見ていたメンバーが多かったので、「すごいよ!」とみんな喜んでくれて、楽しみにしてくれていますね。