ラブストーリーからホラーまで、若手実力派女優・石原さとみが激白!
5月2日(水)から東京・赤坂ACTシアターで上演される舞台「ロミオ&ジュリエット」でジュリエットを演じ、5月12日(土)に公開する映画「貞子3D」で主人公・鮎川茜を演じる若手実力派女優・石原さとみに独占インタビューを行った。
舞台「ロミオ&ジュリエット」は、愛に全てをささげたロミオとジュリエットの悲恋を描いたシェイクスピアの傑作戯曲「ロミオ&ジュリエット」を舞台化したもので、ロミオ役を初舞台で初主演となる佐藤健が演じ、演出をイギリスの演劇界で大きな注目を浴びている若手舞台演出家、ジョナサン・マンビィ氏が担当する話題作。
――名作「ロミオ&ジュリエット」について、どのような印象ですか?
もちろん「ロミオ&ジュリエット」という作品は知っていましたが、ざっくりとした内容しか知らなくて、(映画や舞台などで)しっかり見たことはなかったんです。両家の不仲な関係の中、愛を貫くというストーリーですが、最初は「もっと理性があるでしょ!」って思いましたね。もちろん時代背景や環境もあるんでしょうけど(笑)。でも、演じていくうちに、ロマンチックな展開ではあるんですが「分からなくはないな」と…。ジュリエットの心境に共感してきて、自然に演じられてます。
――佐藤健さんとの初共演も話題の一つですが、佐藤さんの印象は?
すごく気合いが入っているのを感じます。この舞台のために、イギリスにワークショップに参加しに行ってらっしゃったりと、作品に懸ける熱意がすごいですね。舞台の稽古中では、すごく密度の濃い時間を過ごさせていただいています。くだらないことをいっぱい話してるんですけどね(笑)
――ジョナサン・マンビィ氏の演出についてはいかがですか?
ジョナサンさんの特別な方法なのか、イギリスでの一般的な方法なのかは分からないですが、台本の読み合わせの段階から登場人物の細かい心境などを掘り下げていくんです。例えば「このシーンの時間は何時くらいだから…」とか「このシーンでの二人の心境はこうだから、二人の距離はこのくらいになるはず」などをみんなで話し合っていく。そういう細かいところまで話し込んだ上で稽古に入るため、演者全員の方向性がブレないというやり方でした。あと、暗転(場面転換の際に場内を暗くする演出)がなく、ストーリーの場面転換をしていくのにも驚きました!
――ジュリエットは、ロミオに一目ぼれをしますが、ご自身はありますか? また、どんな男性がタイプですか?
一目ぼれはありますよ。やっぱり魅力的な人には魅力を感じますし、会話が面白い人、話していて楽しい人がタイプですね。
――それでは、舞台の見どころをお願いします
時代背景や環境など、現代にはない設定ですが、そんな中でもジュリエットの気持ちには共感できる部分があると思います!
一方、映画「貞子3D」は、ジャパニーズホラーの最怖キャラクター・貞子が、3Dで復活する。物語は、石原演じる高校教師・鮎川茜が、教え子の死の真相を調べていくうちに、貞子の存在に近づいていくというもの。
――ジャパニーズホラーの傑作である「貞子」ですが、撮影現場も怖かったですか?
それが、全然! 監督さんもモニターを笑いながら見てましたもん(笑)。3Dということで撮影するカメラも3D専用のカメラを使って、(カットごとの)映像のチェックもみんなで3Dの眼鏡を掛けて、チェックしてたんです。みんなで3D眼鏡を掛けて真剣にモニターを見ている光景は少し笑っちゃいました(笑)
――撮影で苦労したことは?
演出上、スモークをたき、砂ぼこりを舞わせた中で何度も絶叫しなければならなかったんです。砂が顔に当たったり、喉も痛くて大変でした。何度もうがいをしながら撮影しました。
――最後に、映画の見どころをお願いします
ストーリー展開だったり、私が演じる役についてもいろいろあるんですが、やっぱり飛び出す“貞子”!! だって、あの“貞子”が目の前に飛び出してくるんですよ! なんといってもこれに尽きるっ(笑)
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
●東京公演 赤坂ACTシアター
5月2日(木)~27日(日)※5月7日(月)、14日(月)、21日(月)は休演
※4月29日(日)~5月1日(火)はプレビュー公演
●大阪公演 イオン化粧品 シアターBRAVA!
5月31日(木)~6月10日(日)※6月4日(月)は休演
公式サイトhttp://www.rj-2012.com/
映画「貞子3D」
5月12日(土)全国公開