ファン待望!! 佐藤健主演映画「るろうに剣心」が完成
8月25日(土)に公開される映画「るろうに剣心」の完成披露レッドカーペットイベントが、6月27日、六本木ヒルズアリーナで行われ、出演者の佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、大友啓史監督が登場し、レッドカーペットを歩いた。
同作は、'94年の「週刊少年ジャンプ」連載開始以来、男性だけではなく女性からも熱い支持を受け、シリーズ累計5400万部を突破、テレビアニメも大ヒットした国民的コミック。幕末の時代に人斬りだった剣客が不殺(ころさず)の誓いを立て、逆刃刀(斬れない刀)を手に大切な人たちが平和に暮らせる時代を作るために奮闘する物語。
主演を務める佐藤は、会場に集まった多くのファンに「大変長らくお待たせいたしました。公開2カ月前にもかかわらず、こんなにたくさんの方に集まっていただいてすごくうれしいです。本当にありがとうございます。今日は楽しんでいってください」とあいさつをした。
レッドカーペットを歩いた感想について佐藤は「とても幸せです。でも奥の人たちはあんまり見えてなかったんじゃないかな。(観客の見えてなーい!!と言う声に)ぜひ今からたくさん(僕を)見てください」と観客を沸かせ、武井は「こんなにもたくさんの人が居るのに驚きました。集まっていただいてうれしいです。剣心、本当に格好良いですよ。ぜひ楽しみにしていてください」と佐藤を絶賛。続いて一番歓声が多かった吉川は「ごきげんよう! 赤いじゅうたんをこんなに長く歩いたのは初めてです…ちょっとうれしかったです。ありがとうございます」と今の気持ちを照れながら述べた。さらに蒼井は「朝早く6時頃から集まってくれている方もいると聞いて…大変長らくお待たせいたしました。佐藤健さん、武井咲さんです」とメインの2人をあらためて紹介して、会場を和ませた。
役作りで心掛けたことについて佐藤は「もともと子供の頃にアニメを見ていて、僕自身“剣心”というキャラクターが大好きで、剣心にはこうあってほしいという理想像があるんですけど、今回は自分の理想としている剣心を演じさせていただきました」と話し、江口は「僕は、健くんが演じる剣心の柔らかい部分とは真逆で、剣を捨てきれない武士の役をやらせてもらったんですけど、刀を持った時に鋭い殺気が出せれば(剣心との)対比として面白いかなと思ってやらせていただきました」とそれぞれ役へのこだわりを語った。アドリブが多かった青木は「なんか面白いことないかなと思って生卵の一気飲みをアドリブでやったんですけど、7~8回も繰り返しやったら最後に奇跡的にすごいのが撮れたんですよ!! ぜひその部分も楽しみに見てみてください」と見どころを明かした。出演者の中で最年少の田中は、佐藤との共演はどうだったかという質問について「待っている時間とか撮影のない時は優しいのに、現場に入ってから剣心の役に入り込んだ時はすごい格好良くてそういうとこ尊敬しちゃいます!!」とコメント。すると話した直後に佐藤は「なんか(話し方が)チャライな(笑)。その言い方、ホストが使う手法だよ~でもありがとう」と会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
最後に佐藤が「本日ここに来られなかった香川照之さんがものすごい快演をされていて、その演技を見るだけでも価値があると思うのでそちらも忘れないで注目してください。あとは全員で一生懸命演じていて、それを大友監督がまとめて、みんなの頑張りに報いてくれたのでとても良い映画ができました。本当に見たことがない映画になっているので、大友監督はやっぱりすごいなって思いました。その世界観に自分が居れることが心から幸せです。その気持ちを皆さんとシェアできたらうれしいなと思いますので2カ月後劇場でまたお会いしましょう」と締めくくった。
8月25日(土)全国ロードショー