小日向文世が死刑囚相手にキレッキレなアクションを披露!
小日向文世主演のオリジナルドラマ「プリズン・オフィサー」が、テレビやパソコン、スマートフォンでも楽しめる国内最大級の定額制動画配信サービス"dビデオ"で2月1日(日)より独占配信される。同作は、刑務所を舞台に描かれる刑務官・平凡太(小日向文世)と4人の死刑囚の心揺さぶる人間ドラマ。1話完結・全4話の構成で、各話のゲスト俳優として、小澤征悦(第1話)、新井浩文(第2話)、石黒賢(第3話)、伊武雅刀(第4話)など実力派俳優が集結し、それぞれ深い闇を抱えた死刑囚役を演じる。第一話で、凡太の妹を事故に見せかけて殺した殺人犯・加藤を演じた小澤にインタビューが行われた。
――――小日向さんとの撮影を終えてみて感想をお聞かせください
まず初めに小日向さん主演と聞いて、信頼し、尊敬している先輩なので、一も二もなく受けさせてもらいました。台本の構成もしっかりしてましたし、ファンタジーの要素も入っていて、読んでみて、とても面白かったです。具体的には、牢獄と言うワンシュチュエーションの中、看守と囚人という設定で小日向さんと芝居をしていると、まるで、映像ではなく舞台の上で芝居してるような、そんな錯覚を起こす濃密な空気だったのが、とても印象的でした。あとはやはり、小日向さんとのアクションシーンが楽しかったです。小日向さんは、もう還暦だから、とおっしゃっていましたが、いざ本番が始まると、ものすごく切れのいい動きをされてて、改めてすごい役者さんだなと感心させられました。
――――死刑囚という難しい役どころに挑戦してみていかがでいたか?
共感出来るところはあまりありませんでしたが、しかし同じ人間として、追い詰められたり、ある種の環境の中に身を置くことによって、人はこうも無慈悲になれるものかと言う感情を経験出来たことは、役者として得た部分は大きいです。
――――演じる上で意識した点、苦労した点などありましたか?
ある意味で、血も涙もない殺人鬼の男が、小日向さん演じる看守との出会いによって人間性を取り戻していく過程を、暴力性を交えながら丁寧に演じていければと思いながら、演じさせてもらいました。個人的には、おはぎを食べるシーンが好きです。
――――最後に本作をご覧になる方々へ見どころお願いします。
パソコンやスマートフォンでどこでも手軽に観ることが出来る今回の作品は、とても画期的で、意味のある試みだと思います。だからこそ、最高のキャスト、スタッフによって、全く妥協のない、どこに出しても恥じることのない、素晴らしい作品作りであったと信じてます。自分も端末で観るのが楽しみです。小日向さん主演の「プリズン・オフィサー」。人間の業と悲しみの先に見え隠れする、本当の優しさに、触れてみてください。