アニメ版「寄生獣」新一と田村玲子の関係性に注目!?
日本テレビほかで放送中の連続アニメ「寄生獣 セイの格率」(毎週水曜夜1:29-1:59ほか)。ある日突然地球に飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受け、右手に寄生された高校生の泉新一が、「ミギー」と名乗るパラサイトとの奇妙な共生生活を始める。そんな中、新一は人間社会に溶け込み人間の命を脅かすパラサイトに立ち向かっていくが、一方でミギーとの共生によって変化する自身の存在と人間らしさについて苦悩する姿を描く。
今回、パラサイトがなぜ生まれたのか疑問を持ち、その答えを探すため新一に興味を持つパラサイト・田村玲子(田宮良子)を演じる田中敦子にインタビュー。作品やキャラクターの関係性について、役を演じるにあたっての思いを聞いた。
■田中敦子 インタビュー
――原作もしくは、台本を読まれてどのような印象、感想を持たれましたか?
原作のことは知らなかったのですが、出演が決まってから全巻買って読みました。テーマの深さに感心しながら引き込まれ、面白くてあっという間に読んでしまいました。
――ご自身が演じるキャラクターの魅力はどんなところだと思いますか?また、キャラクターを演じるにあたり意識していることや苦労した点などはありますか?
パラサイトされた身でありながら、人間を単なる食料とは見ておらず、人間に興味を持って研究・観察しているところが魅力だと思います。演じる上では、極力感情を表に出さないよう気を付けています。
――田中さんから見て、ご自身が演じる田村玲子と主人公・新一の関係性はどのように捉えられていますか?
平行線で、決して交わらない関係。すぐに食料にするのでもなく、分かり合える対象でもない新一ですが、ストーリーが展開するにつれ、この2人の関係がどのように変化していくのかが見どころの一つだと思います。
――ファンの方へのメッセージをお願いします。
人気の高い原作がアニメとしてどのように描かれるのかを実写(劇場版)とも比較しながらお楽しみいただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、2月4日(水)の放送では、田村玲子の動向が気になるストーリーとなっている。田村が雇った探偵・倉森は、パラサイトに家族を殺された復讐のため、田村の赤ちゃんを彼女の目の前で崖から落とそうとする。そんな倉森に対し、人間のような感情を持たないという田村は、ある行動を取る。
毎週水曜夜1:29-1:59ほか
日本テレビほかで放送