剛力彩芽が陣内孝則の壁ドンに胸キュン!?
3月25日(水)に放送される特別ドラマ「テレビ東京開局50周年特別企画 松本清張『黒い画集-草-』」(テレビ東京系)の会見が2月23日に東京都内で行われ、出演する村上弘明、剛力彩芽、陣内孝則が出席した。
同作は、54年ぶりにドラマ化される松本清張の中編小説が原作で、出版社編集長の沼田(村上)が意識不明の状態で運び込まれた病院で、さまざまな事件が巻き起こる医療サスペンス。
親密な関係がささやかれていた院長・朝島(羽場裕一)と看護師長・順子(遠山景織子)が失踪する中で、看護師長へのストーカーがうわさされる薬剤管理室長・堀村(大門裕明)が遺体となって発見される。自殺の線で捜査は進むが、刑事・桐嶋(陣内孝則)だけは他殺を疑う…というストーリーだ。
主演の村上は、演じる役どころについて「身を明かさない役なので、そこが難しかったですね。あとは物語の序盤に病院に運ばれるのですが、心肺停止になった経験がないので(笑)、資料をたくさん見て、自分なりに表現しました。見ている方に伝わればいいなと思います」とアピール。
また、「松本清張作品は読み物として面白い、人間の底を描き出すものが多いので、果たして映像化したときにどうなるのかという懸念があったのですが、脚本のアレンジもあり、いい作品になったと思います」と作品の出来に手応えを感じている様子。
ロケ地についても「仙台だったんですけど、朝昼晩ロケ弁で、あまり牛タンを食べたりできなかったのが残念ですね」とエピソードを交えながら語った。
一方、主人公・沼田の娘役を務める剛力は、「初めてのサスペンス作品で、表情だけではない演技の仕方を先輩方から学びました。役どころが謎に包まれているので、芝居の中で芝居をする苦労がありましたね。印象に残っているシーンは、陣内さんから壁ドンされるところ。キュンとしながらも、緊迫感のあるシーンで同時に怖さも感じましたね。またこのような作品に参加して、こういった世界に入っていければいいなと思います」と願望を明かした。
刑事役の陣内は、「僕は何度か現場と東京を往復していて、そのたびに妻に牛タンのおみやげを買っていったんですよ。そしたら妻がいつのまにかこの作品を『牛タンの話』って言うようになっちゃったんですよね(笑)。撮影現場は、村上先輩とは初共演で、剛力ちゃんとも以前一度コントをやっただけの共演で。ほぼ初めての顔触れでしたけど、相性のいいメンバーだったと思いますね。壁ドンは監督の指示だったのですが、すごく手が痛くなりました(笑)。村上先輩とは、先輩の差し入れの牛タンがおいしかったですね!」と終始牛タンに絡めたトークで会場の笑いを誘った。
松本清張「黒い画集-草-」
3月25日(水)夜9:00-11:08
テレビ東京系にて放送