東山紀之主演「棟居刑事」シリーズ8作目が放送!
3月14日(土)の土曜ワイド劇場(テレビ朝日系)では、東山紀之主演の「森村誠一作家50年記念 棟居刑事の黒い祭」を放送する。東山主演の棟居刑事シリーズとしては8作目となる。
「棟居刑事シリーズ」は、森村誠一の推理小説シリーズを原作にしたサスペンス。本作では、棟居がある夫婦の結婚式前夜に起きた3つの殺人事件を捜査する。一見無関係に見えた被害者たちだが、捜査線上に浮かぶ5人の男女との複雑なつながりを、棟居が解き明かしていく。
主演の東山やきたろう、森本レオ、貫地谷しほりといったレギュラーメンバーに加え、病気の娘を育てるシングルマザー・涼香役の平愛梨、元シンガー・金髪フィーリア役の加藤夏希、謎の死を遂げるスーパー副店長・千穂役の吉井怜らがゲスト出演する。
劇中で仲良し3人組を演じた、貫地谷、平、上野なつひ(貫地谷演じる一子の友人・寺田亜由美役)は、実生活でも親交があり、撮影中も仲むつまじい様子を見せていた。貫地谷、上野より1歳年上の平は「愛梨、愛梨」と名前で呼ばれ、撮影の合間には女子会のようにトークに花を咲かせる場面も。
撮影中では、吉井が最も過酷なシーンに挑む。湖で遺体となって発見される場面のために、気温2度の公園で衣装を水に濡らして長時間地面に横たわる。ピクリとも動かずに撮影を終えた吉井に、東山は温めておいたカイロを手渡して女優魂を称えていた。
吉井も含め今作では俳優たちの“挑戦”も多かった。最初に遺体で見つかる被害者役の田島令子は、40歳から70歳という女性の人生を、かつらを付けて演じ通す。
また、加藤はジャズの名曲「The Nearness of You」のピアノで弾き語るシーンを撮影。時間が空けばプレーヤーで曲を聴き、繰り返し練習に励んでいた。
さらに、木下ほうかはロッククライミングをしながらの長ぜりふという、難しいシーンをこなした。
俳優たちの挑戦にあふれた演技をまとめ上げるのは、77歳の名監督・村川透。息を飲むスリリングな展開の中に、事件の奥に潜む娘を思う母親の気持ちを織り込んだ。
3月14日(土)夜9:00-11:06
テレビ朝日系にて放送