「背筋がピンとします!」吉本実憂が1日館長に
国民的美少女コンテストのファイナリストで結成されたユニット・X21のリーダーで、女優の吉本実憂が4月25日、東京・京橋の警察博物館の1日館長に就任した。
女性警察官の制服姿に身を包み、同館で開催中の特別展「警視庁の女性たち」の見学や警察犬の展示訓練、そしてトークショーを行った。
警視庁の広報課長から1日館長の委嘱状を渡され、吉本は緊張の面持ちで受け取り、1日警察博物館長に就任。これが3度目の警察官の制服だという吉本は「何度着ても背筋がピンとしますね。緊張します」と制服姿の感想を語った。
警察官のイメージについて聞かれると「小学校の時にちょっとだけ武道を習っていて、警察官に憧れていた時期がありました。その時、パトカーが通ると敬礼をしていたんです。そしたら警察官の方も敬礼を返してくださったので、すごく優しいなあってイメージがありました。それに、道路で検問などをしている姿を見て、力強くてカッコイイなと思っていました」と、以前から好印象を持っていたことを明かす。
もし警察官になったとしたら何になりたいか、という質問には「特別展を見て一番興味を持ったのはSPなので、憧れるのはSPなんですけど、交通課にも興味があります。私が小学生の時にも女性警察官の方が学校に講習しに来てくださって、自転車の道路での走り方だったり、いろんなことを教えてもらったり、通学路にも旗を持って私たちの安全を守ってくれたりしたので、実際にやるなら特に町の方たちと関わる仕事をしたいです。でも、もしドラマで演じるとしたらSPがいいです」と、目を輝かせた。
最後に、集まった観衆へ向けて「きょう私も警察博物館に来ていろいろなことを学びましたし、女性もたくさん活躍していると思うので、これからももっと活躍してもらいたいなと、すごく思いました。私もこういう女性の力強さだったり、優しさだったりを見て、もしドラマで警察の役をすることがあれば、力強さも優しさもしっかり出して演じられたらいいなって思います」と、女性の社会進出を強く訴えた。
なお、吉本は現在テレビ朝日系で放送中の木村拓哉主演ドラマ「アイムホーム」(毎週木曜夜9:00)に、木村演じる主人公・家路久を“監視”する同僚の派遣社員・小鳥遊優愛(たかなし ゆあ)役で出演中だ。