三上博史「生きてるっていいなと感じていただければ」
BS日テレにて、毎週土曜夜9時から放送中の「TOSHIBA presenta 小さな村の物語 イタリア」が、5月30日(土)に放送200回を迎える。'07年10月の放送開始からナレーターを務めてきた三上博史がコメントを寄せた。
三上は「いつも番組を楽しみにしてくださっている皆さま、ありがとうございます。おかげさまで、200回を迎えることができました。
旅の情報もなく、食リポもなく、淡々と小さな村の生活だけが映し出される、超シンプルな内容ですが、僕の立場は、その小さな村の住人たちの人生を語るという、大それた役目をいただいています。
できるだけ、感情を抑えて、観てくださる皆さんに、より味わっていただけるように、想像力を広げていただけるように、シンプルに語るということを心掛けてきました。『なんだか生きるっていいな』と感じていただければ幸いです。続けられる限り、今後も丁寧にお届けできればと思っています」とコメントした。
また、新井久子チーフプロデューサーは「『小さな村の物語 イタリア』の主人公たちは、ドラマのような特別な人生を歩んだ人たちではありません。当たり前のことを誠実にやり続けることの尊さ、静かに受け入れて生きる強さ。村人たちの物語から、何を思い、何を感じるかは、十人十色のようです。幸いなことに、村は8000以上あるそうです。今後も応援していただければ幸いです」と番組への思いを語った。
第200回目は、南イタリアのカンパーニャ州にある、尾根に連なる小さな村「サン・マウロ・ラ・ブルーカ」を紹介。村で生まれ、村で育った、61歳の幼稚園教師らに出会う。
■「―小さな村の物語 イタリア」は、イタリアの小さな村で暮らす人々の日常をありのままの時間の流れで描くことによって、“豊かに暮らす 美しく生きる”とはどういうことなのかを見詰めていく紀行ドキュメンタリー。
毎週土曜夜9:00-9:54
BS日テレで放送