バカリズム脚本ドラマで人気女優3人が共演!
竹内結子、真木よう子、水川あさみが出演するバカリズム脚本のドラマ「かもしれない女優たち」が、6月23日(火)夜10時から放送されることが分かった。
脚本を務めた「素敵な選TAXI」('14年フジテレビ系)で「第3回市川森一脚本賞」を受賞したバカリズムが、今回、人気女優たちに「もし違う人生を歩んでいたら何をしていたと思うか?」と過去の人生経験やエピソードをインタビュー。そこに“創作”を融合させ、画期的なドラマを作り上げた。
作品は、女優として華々しく活躍している現在の3人の姿からスタート。これまでの経歴や代表作品などが、実際のポスターや映像を使って紹介される。
そんな現実世界の入り口から「もし売れていなかったら」という設定の“パラレルワールド”へと展開。本人役を演じる3人の女優の見たことのない姿や演技が発揮されていく。
バカリズムは「3人のすてきな女優さんたちの“かもしれない”世界を勝手に妄想して書かせていただきました。“かもしれないなあ”と思いながら気軽に楽しんでいただければ幸いです」とコメント。
竹内は「台本を読んで、バカリズムさんは普段こんなことを考えているのかと、油断ならない方だなと思いました(笑)。私自身の素のような、素じゃないような、どこからがお芝居なのかボーダーが見えなくて不思議な感覚です。
真木さん、水川さんとの共演シーンは気が抜けないので、せりふをしっかり覚えて撮影に臨もうと思います。この物語は人生を肯定するためにあると思うので、女性は環境が変わってもしなやかにたくましく生きていける、という部分を見てほしいです」とアピール。
また真木は「バカリズムさんらしい独特なせりふの言い回しが詰まった台本なので、それをいかに私が面白く演じていけるのかなという難しさを感じました。漫画家になりたかったという、私の小さいころの夢がこのドラマに生かされています。
これからいろいろなシーンを撮影していくと面白くなりそうな予感がしています。今までにない面白い設定のドラマです。女優3人が本人役という、バカリズムさんの多彩な才能を生かした面白い脚本なので、ぜひ見てください」と限りなくノンフィクションに近いドラマであると明かす。
水川は「私が私を演じるという、フィクションなんですけどちょっとドキュメンタリーのような要素もあり、自分という人物を行ったり来たりしているような、経験したことのない感覚です。この作品は今までにない新しいことに挑んでいるドラマです。
バカリズムさん脚本のリアリティーと作り込まれた物語の中で、竹内さんと真木さんと3人で面白い化学反応を起こせるといいなと思っています。誰にでも“かもしれない”という選択があると思うので、ぜひ楽しんでほしいです」と3人での共演に期待を寄せる。
【あらすじ】
とあるスタジオ玄関にさっそうと入ってくる女優・真木よう子、水川あさみ、竹内結子。女優としての輝かしい経歴を振り返りながら、楽屋へ入るとそこは…
真木が女優としてターニングポイントであった作品のオーディションでチャンスをつかみ損ねてしまった世界。
水川が女優としてターニングポイントであった作品のオーディションでチャンスをつかみ損ねてしまった世界。
竹内が女優としてターニングポイントであった原宿でのスカウトを断ってしまった世界。
その世界では、真木はバーでアルバイトをしながら、エキストラ同然の端役を演じる日々。周りから取り残されてしまったという悔しさを忘れないため、ある日記を付けている。水川は、同い年で共に女優を目指していた友人・奈緒が順風満帆に重要な役をつかんでいることに不安と嫉妬を感じている。竹内は、出版社で雑誌編集の仕事に就き忙しい日々を送る一方、会社帰りに彼氏とデートするなど充実した生活ぶり。ある日上司から、知り合いが描いたという漫画の書籍化の仕事を指示される。
3人の人生がひょんなことから不思議な接点を持ち始め、やがて交錯していく。
6月23日(火)夜10:00-11:24
フジテレビ系で放送
脚本=バカリズム
演出=関和亮
出演=竹内結子、真木よう子、水川あさみ