「あの花」実写ドラマ化、出演は村上虹郎&浜辺美波ら
アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が実写ドラマ化され、年内にフジテレビ系のゴールデン枠で放送されることが決定した。
同作は'11年4月から6月にかけて、深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された完全オリジナルストーリー。「大人も泣けるアニメ」として放送時から人気が高く、劇場版も制作されるなど大きな話題を集めた。
キャストはそれぞれ、主人公の宿海仁太(じんたん)を村上虹郎、本間芽衣子(めんま)を浜辺美波、松雪集(ゆきあつ)を志尊淳、安城鳴子(あなる)を松井愛莉、鶴見知利子(つるこ)を飯豊まりえ、久川鉄道(ぽっぽ)を高畑裕太が演じる。
村上淳とUAを両親に持つことでも知られる村上は、これがテレビドラマ初主演。ドラマ化について、「“引きこもっているんだろうな”というオーラが出ている僕の(プロフィル)写真が、“じんたん”とピッタリだったので、良かったなと思いました(笑)」と感想を述べた。
また、連続テレビ小説「まれ」(NHK総合ほか)で主人公一家が居候する老夫婦の孫役を好演し話題を呼んだ浜辺は、本作が地上波ドラマで初ヒロインとなる。キャラクターについて「すでにいろんな方がイメージを持っていらっしゃると思います。それを壊さないように、自分なりに“めんま”を消化して少しでもイメージに似た“めんま”を演じられれば」と意気込んだ。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」は、友人を事故で亡くしたことで疎遠になってしまった幼なじみグループが、再び集まり絆を深めていく青春劇。幼いころに事故死し、ある夏に幽霊として現れた少女“めんま”の心残りを晴らそうと、高校生の主人公“じんたん”たちが7年ぶりに顔を合わせる。
なお撮影はほぼ全編を通じて、アニメの舞台になった埼玉・秩父でロケが行われる。この他の詳細については、続報を待とう。
ことしゴールデン枠でOA
フジテレビ系で放送
原作=超平和バスターズ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
脚本=いずみ吉紘
演出=西浦正記
出演=村上虹郎、浜辺美波、志尊 淳、松井愛莉、飯豊まりえ、高畑裕太ほか