「民王」戦国時代編突入?遠藤&菅田らの副音声も実施
毎週金曜に放送中の金曜ナイトドラマ「民王」(テレビ朝日系)の9月11日(金)に放送される第7話で、遠藤憲一と菅田将暉、そして本仮屋ユイカが戦国時代さながらの甲冑、足軽姿を披露することが分かった。
9月4日の第6話のラストで真衣(本仮屋)をかばった翔(見た目は泰山)は凶弾に倒れてしまい、病院の集中治療室で生死の境をさまよう。
翔(菅田)は、ぼんやりとした意識の中で“三途の川”の淵に。そしてなぜか武将姿の父・泰山(遠藤)に、刀を片手に叱咤(しった)され、あまりの怖さに「ひゃあぁぁぁ~!」と叫んで逃げだしてしまう。
「生きているのがこんなにつらいならいっそ死んでしまった方が…」と、まさに“三途の川”に片足を突っ込みかけたとき、なぎなたを片手にした“女武将”姿の真衣も現れる。川を渡らんとする翔に、真衣はなぎなたを振り上げる。勇まし過ぎる真衣の行動に、思わず翔も「ひゃあぁぁぁ~!」と再び叫び声を…という夢を見る。
果たしてこの夢が意味するものとは何なのか、翔は無事に“あの世”の手前で引き返し、“この世”に戻ってくることができるのか。
刀を振りかざし、自分を追ってくる泰山から逃げようと、情けない叫び声を上げながら走る翔の姿も必見。初回以来、涙目と及び腰は遠藤版・翔の専売特許だったが、ここにきて菅田版・翔も本領を発揮する。足軽姿で逃げ惑う、情けない菅田の姿は爆笑必至だ。
小雨が降る中、この“三途の川”ロケ地となった場所で戦国武将姿を披露した遠藤、菅田、本仮屋。甲冑を身に着けた菅田と本仮屋の姿を見た遠藤は「二人ともかわいいね(笑)。ユイカちゃんはよく似合ってるし、姿勢もいいから“男装の麗人”みたい。菅田くんは浦島太郎みたいだね(笑)」と目を細めた。
一方、本仮屋は「遠藤さんはさすが、格好いいです!」と遠藤の武将姿を絶賛。そんな二人に対し、菅田は「僕だけ足軽で、貧富の差が激しい(笑)。二人とも豪華だな…」とうらやましそうな視線を送った。
「民王」らしからぬ扮装をした感想を、3人は「これまで何回か時代劇で甲冑は着てきたけど、『民王』でこの格好をするとは思わなかったね。まわし姿から甲冑まで、一作品でこんなにいろんな格好をするのは初めてで、いい経験です(笑)」(遠藤)
「これまで演じた役で、怒ったり、叫んだりっていうのはあっても“偉そうにする”っていうのはなかったんです。でも泰山として存分に偉そうに怒鳴ったり、叫んだりしてきたので最後に『ひゃあぁぁぁ~』っていう情けない翔くんは『やっぱりな(笑)』って個人的には思いました。いい具合に“腰抜けて”ました(笑)」(菅田)
「まさか『民王』で、南真衣としてこの衣装を着ることができるとは思ってもいなかったのでうれしいです。女の人でこんなふうに甲冑を着けたりするようなことはないので、ラッキーです(笑)。着物もはかまも着たことはあったのですが、甲冑は初めてで…なぎなたも初めての経験だったので不安でいっぱいでしたが、楽しかった!」(本仮屋)と、それぞれ語った。
また、9月11日(金)放送の第7話では、同時放送の副音声「たみちゃんねる」を実施することが緊急決定。遠藤、菅田と木村ひさし監督の3人が完成した本編を見ながら感想を話したり、撮影時の裏話などを語ったり、ここでしか聞けないレアトークが満載となっている。
もちろん主音声では通常通りのストーリーを楽しむことができるが、9月11日(金)は「たみちゃんねる」での“キャストの本音”にも注目してみては?
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる