「監獄学園」謎めいた男・ジョー役は宮城大樹だった!
原作漫画の再現度の高さで注目を集める新ドラマ「監獄学園―プリズンスクール―」(TBSほか)で、常にフードをかぶっている謎めいた男・ジョー役の正体が宮城大樹だったことが明らかになった。
同作は、第37回講談社漫画賞を受賞し、累計700万部を売り上げた平本アキラの大人気漫画が原作。全寮制の元女子高・私立八光(はちみつ)学園へ入学してきたキヨシら男子生徒5人が、女風呂をのぞき見ようとした罰で“裏生徒会”によって懲罰棟(通称:プリズン)に投獄。そこから脱獄を試みる姿を描く。
これまで、主人公・キヨシを中川大志が演じるなど、その配役に注目されていた同作。今回、未発表となっていた、脱獄を試みる男子生徒5人の内の1人・ジョー役を、元キックボクシング日本チャンプであり、「テラスハウス」(フジテレビ系)に出演後、俳優に転身した宮城が演じていることが発表された。
個性的な役柄なだけに、制作陣もキャスティングに難航。しかし、1回目のオーディションからわずか数日後に行われた2次オーディションで役柄に合わせ頬がこけるほど減量に臨んだ宮城の、フードの奥から放たれる眼光と格闘家人生で養った“殺気”を見て制作陣は宮城の起用を決めたという。
ジョーを演じる宮城は、「ジョー役が決まった時は大変うれしく思いました。減量したことが評価されて、今までやってきたことを生かすことができたと思います」と喜びをあらわに。
そして、「1カ月間で10kg減量し、撮影中の1カ月間もその体重をキープしました。“ジョー”になりたいという思いから、苦痛と感じることはありませんでした」と、ジョー役を演じきったことを明かした。
役作りについては、「ジョーという役はいつもせき込んでいるキャラですが、井口(昇)監督からは咳(せき)のバリエーションを増やすように言われ、咳で喜怒哀楽を表現できるように努めました。結局、ひとつのパターンで演じることに決まったんですが…(笑)」と裏話を明かした。
さらに「キックボクシングではチャンピオンが称号だと思いますが、今回、“ジョー”という役の称号が欲しかったので、頑張れたと思います。僕のことを知ってる人も知らない人にも、連続ドラマでの初演技を見ていただいて、『僕のやりたいことはこれです!』というのを伝えられたらいいなと思います」と語った。
原作では、アリ好きで鋭く、キレたら止められないジョーというキャラを宮城がどう演じるのか注目だ。
10月25日(日)スタート
毎週日曜夜0:50-1:20
MBSで放送
※TBSは10月27日(火)スタート
毎週火曜夜1:11-1:41
出演=中川大志、山崎紘菜、森川葵、護あさな、ガリガリガリクソン、宮城大樹、武田玲奈、新木優子、矢野聖人、柄本時生、高嶋政宏
■特報映像