松本潤が超型破りな弁護士役で「日曜劇場」初主演!
嵐の松本潤が、4月17日(日)スタートのTBS系日曜劇場枠(毎週日曜夜9:00-9:54)で放送されるドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」の主演を務めることが分かった。松本はこれが同枠初主演で、TBS系の連続ドラマへの出演は'09年4月期に放送された「スマイル」以来7年ぶりとなる。
同作は、個性的な刑事専門弁護士たちがぶつかり合いながら、逆転不可能と思われる刑事事件に挑む新感覚のリーガルエンターテインメント。
今回、弁護士役に初挑戦する松本は、たとえ99.9%確定してしまった案件でも、残された0.1%の事実を自らが納得するまでとことん追求する、型破りな若手弁護士・深山大翔を演じる。
なお、刑事専門弁護士に特化したドラマは連続ドラマ史上これが初めて。タイトルの数字は、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に、裁判で有罪になる確率)を示している。
その確率は99.9%とも言われ、世界一の有罪率を誇っており、日本の司法制度の高い信頼性の証明とも言える。だが、そこには大きな落とし穴が隠されており、一度起訴されると、検察の考えたストーリーが正しいとうのみにされがち。
さらに、刑事事件を専門に扱う弁護士の数も極端に少ないため、丁寧に検証することは極めて困難となる。だが、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、本当の意味で“事実”にたどり着いたことにはならない。
本作は、そんな最後の0.1%まで諦めず事実を追い求めていく姿を描いた物語となる。
松本の脇を固める共演者陣は、深山とひょんなことからチームを組むことになる弁護士・佐田篤弘役に香川照之、佐田と同様に深山とチームを組むことになる弁護士・立花彩乃役に榮倉奈々。
また、深山と佐田を引き合わせるキーマンで、斑目法律事務所の所長・斑目春彦役に岸部一徳、深山と敵対する検事・丸川貴久役に青木崇高、さらに、奥田瑛二が豪腕で鳴らし、有罪率100%を誇る次期検事総長候補・大友修一を演じる。
【主演・松本潤のコメント】
今回、このお話をいただいたときは素直にうれしかったです。初めて弁護士役を演じることになりますが、僕も弁護士役を演じられる年齢になったのだなと実感しました。また、『花より男子』で一緒に仕事をさせていただいた瀬戸口(克陽)プロデューサーからオファーをいただけたこともうれしかったですね。
今回の作品は新たなチャレンジになると思っています。台本を読んでみて、トリックの面白さや人間関係の描き方がとても面白かったです。監督が描かれたい世界観に、自分も入っていけたらいいなと思っています。
また、数多くの良い作品が生まれてきた日曜劇場で、主演に抜てきしていただけたことは非常に光栄です。今は正直プレッシャーよりも楽しみの方が大きいですね。
真実は100人いれば100人分それぞれ違いますが、事実はたった1つしかありません。0.1%の可能性の中で、 たった1つの事実を必死に見つける。そこまでして何故その事実を見つけるのか。それが今回のテーマだと思っています。0.1%に賭ける思いや、行動に込められた思いを視聴者の方々に伝えたいです。
(放送翌日の)月曜日から明るい気持ちで自分の人生と向き合えってもらえるとうれしく思います。ぜひご覧ください。
【香川照之コメント】
私が演じる佐田は、松本さんが演じる深山とは距離感があり、同じ方向を向いているとは言い難い役柄です。深山は型破りな弁護士であるため、僕は逆にフォーマルな弁護士を楷書で演じるつもりで今はいます。
作品として、ドラマ性だけが高く突出することは痛快ですが、実際の弁護士像とかけ離れないよう注意し、そのことがどうキャストの間で化学反応を生んでいくのか、楽しみにしています。
【榮倉奈々コメント】
私が演じる彩乃は、自分自身を出来る女だと思っているのですが、深山にペースを乱されていく役柄です。松本さん演じる深山にかき乱される場面で、ドラマのリズムが出たらいいなと思っています。
松本さんとは共演させていただくことが多いのですが、何も変わってないなと思われないように頑張ります。今回、新しい関係性での共演なので、新しい気持ちで演じたいと思っています。
4月17日(日)スタート
毎週日曜夜9:00-9:54
TBS系で放送