オダギリジョー自ら「出演したい」と逆オファー
「ムジカ・ピッコリーノ」(毎週金曜昼5:35-5:45NHK Eテレ)の取材会が行われ、出演者の斎藤アリーナと、オダギリジョーが出席した。
同番組は、音楽の基本的な仕組みを映像化し、感覚で理解できるように物語を織り込んだ、子ども向け音楽エデュテイメント番組。'13年のレギュラー放送開始から4年目を迎える。
舞台は架空の世界“ムジカムント”。人々から忘れ去られ、さまよう音楽や楽器の怪獣“モンストロ”を救出し、音楽の記憶をよみがえらせようと活動するムジカドクターの姿を描く。
斎藤は、ムジカドクターを目指す同名の主人公・アリーナを演じている。また、'16年4月から番組に加わったオダギリは、アリーナたちの前にある日、突然現れた“謎の男”を演じている。
オダギリは「独特な世界観とアート作品のような雰囲気を持った番組で、何度か見ていました。子ども向け番組でありながら、音楽の難しい面や仕組みだったりを楽しく教えているという質の高さに驚いて、僕から出たいとお願いしたんです」と、出演に至ったいきさつを明かした。
また、番組内での楽器演奏について「楽器を演奏するかどうかは相談中でして、やりたいとは思っています」と前向きな気持ちを表した。
斎藤は「オダギリさんは謎の多い人物の役で登場するんですけど、私は本当のオダギリさんもミステリアスな人なのかなと思っていたんです。でも、初対面の時に気さくに話し掛けていただいたんです」と、緊張気味に印象を語った。するとオダギリも「まだ共演シーンは2回しか収録していないので、僕も敬語です(笑)」と告白した。
毎週金曜昼5:35-5:45
NHK Eテレで放送