'17年大河新出演者発表!春馬「子役時代の恩を」
柴咲コウが主演する'17年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(NHK総合ほか)の主な出演者発表会見が行われ、柴咲のほか、今回発表された三浦春馬、高橋一生、柳楽優弥、貫地谷しほり、ムロツヨシ、杉本哲太、財前直見、前田吟、小林薫が登壇した。
「おんな城主 直虎」は、幕末の大老・井伊直弼の先祖にして、徳川家康の重臣・井伊直政の養母である、井伊直虎(柴咲)の生涯を描く。織田信長と同年代を生きた直虎は、大国に囲まれて次々に当主を失う中で、女性ながらに城主となり、幼い跡継ぎを守って戦国の世を生き抜いていく。
会見に登壇した柴咲は、「初めて顔合わせしたばかりですが、これまでに共演させていただいた方もいて、心強さを感じています。いいものができる予感しかしないです」と自信をのぞかせた。
直虎のいいなずけ・井伊直親(亀之丞)役を演じる三浦は、「今回で大河ドラマ3回目。いずれも子役時代に経験をさせてもらいましたが、成人を迎えてからこうして大河ドラマにまたお世話になることは本当にありがたいことだと感じています。子役時代にお世話になった分、26歳になった今、この作品に、NHKに貢献できたらと思います」と決意を語った。
また、本作は、制作統括・岡本幸江チーフプロデューサー、脚本・森下佳子という連続テレビ小説「ごちそうさん」('13~'14年、NHK総合ほか)のタッグによる作品。その「ごちそうさん」にも出演したムロは、無一文から豪商に登り詰める瀬戸方久役。ムロは「『ムロさんにぴったりの役がある』というのでお引き受けしましたが、ふたを開けて見たら“金のためには何でもやる男”。二人の僕への評価はどうなっているのか」と語り、笑いを誘った。
大河初出演となる柳楽は、盗賊団のかしら・龍雲丸を演じる。岡本チーフプロデューサーは「龍雲丸は、唯一、フィクションの人物で、武家の決まり事の世界を突破していくような野性味のあるキャラクター。野性味とエネルギーという意味で選びました」と起用理由を説明した。
ほか、高橋一生は直虎と直親の幼なじみで井伊家の筆頭家老となる小野政次(鶴丸)、貫地谷しほりは直親の妻・しの、杉本哲太は直虎の父・井伊直盛、財前直見は直虎の母・千賀、前田吟は直虎の曽祖父・井伊直平、小林薫は直虎の大叔父に当たる南渓和尚をそれぞれ演じる。
さらに、直親の父・井伊直満役に宇梶剛士、政次の父・小野政直役に吹越満、千賀の兄・新野左馬之介役に苅谷俊介、井伊家の重臣・奥山朝利役にでんでん、同じく井伊家の重臣・中野直由役に筧利夫、そして語りに中村梅雀が決まった。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、'17年1月から放送される。
'17年1月スタート
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送