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“翻訳タブー”の名ゼリフを二宮慶多が吹き替え!

2016/08/10 11:40

『シェーン[新録・完全吹替版]』で吹き替えを担当した声優の山寺宏一(写真左)、子役俳優の二宮慶多(同中央)、声優の日高のり子(同右)
『シェーン[新録・完全吹替版]』で吹き替えを担当した声優の山寺宏一(写真左)、子役俳優の二宮慶多(同中央)、声優の日高のり子(同右)

「Shane,come back!」というセリフが有名な西部劇映画『シェーン』。これまでの吹替版では、セリフのもつインパクトから原作音声のまま通されてきたが、8月11日(木)よりBS放送スターチャンネルで放送される『シェーン[新録・完全吹替版]』で初めて日本語化が実現した。

先日、本作で吹き替えを担当した声優の山寺宏一、日高のり子、子役俳優の二宮慶多が特別披露試写会に登壇した。

ジョーイ少年の吹き替えを担当した二宮は「おじいちゃんがこの映画のファンだったので、お話をいただいてとても嬉しかったです。この言葉(セリフ)はシェーンに気持ちを伝えるための大切なシーンなので、お芝居をやっているときのように感情を込めて演じました」と話した。

主人公、シェーンの吹き替えを行った山寺は、名ゼリフ収録時の秘話を明かした。「翻訳部分は何種類か候補があったんです。慶多くんが気持ちを込めて言ったセリフのどれが使われたかを、僕も作品の出来上がりを見てから知ったので、『なるほど、それか』と思いました。僕としては一番使ってほしいと思ったものが使われたので、『この吹替版いいな』と、みなさんに言っていただけるんではないかと思ってます」

ジョーイ少年の母、マリアンの吹き替えを行った日高は「収録時は立ち会えなかったんですが、本編を見たらそのセリフが涙腺にビーンときて、ジョーイの思いが伝わってきました」と話した。

これまでの吹替版とのセリフの違いは、新旧ファン問わず見逃せないはず!

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「シェーン[新録・完全吹替版]」
8月11日(木)夜9:00-11:20ほか
スターチャンネル3 吹替専門で放送

「シェーン[旧録・地上波吹替版]」
8/16(火)朝9:30-11:40
スターチャンネル3 吹替専門で放送

「シェーン[デジタルリマスター版]」
8/18(木)朝11:45-昼1:45ほか
スターチャンネル2 セレクトで放送

画像一覧
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  • 『シェーン[新録・完全吹替版]』で吹き替えを担当した声優の山寺宏一(写真左)、子役俳優の二宮慶多(同中央)、声優の日高のり子(同右)
  • 【写真を見る】主人公、シェーンの吹き替えを担当した山寺は「二枚目になったつもりで、背伸びしてやらせていただきました」と話す
  • 「シェーンがバーカウンターでライカ一家の一味に『ブタ野郎』とバカにされた瞬間、『オレに言っているのか』と一言。その余裕がカッコ良かった!」とワンシーンを再現する山寺
  • 「シェーンのことをあまり好きになっちゃダメよ。いつかはいなくなる人だから、別れるときに悲しいでしょ」とジョーイに言うセリフが難しかったと話す日高
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