「ゴーストバスターズ」声優挑戦の友近らが大活躍!
公開中の大ヒット映画「ゴーストバスターズ」の日本語吹き替えを担当した友近、渡辺直美、椿鬼奴、しずちゃんこと山崎静代にいつもの活動とは違った声優を、どんな思いで挑んだのか、また作品に込めた思いなど4人の本音に迫った。
――今回、声優ということで声だけで演じられていかがでしたか?
渡辺:普段どんだけ顔でごまかしてたんだろう(笑)っていうくらい難しかったです。声だけで感情を表すことはもちろんなんですけど、ボケとか細かいことを表現するのも大変でした。
あと、私は声が低いのですが、アビー役の方は声が高くてかすれているので、少しでも近づけようと高い声で演じました。でもすっごく楽しかったです。
友近:コントでよくアフレコみたいなことをやっていたので、こんな人気映画でできるってことが本当にうれしかったです。ただコントのイメージが強いと思うし、そういうふうになっちゃいけないなと思って、控えめにやっていました。
でも後で聞き直してみると、もっと思いっ切りやった方がいいのかなと思って。とにかく何度も何度もやり直しましたけど、最後まで私の中で正解は出なかったですね。でもめちゃくちゃ楽しかったです。
鬼奴:私のシーンは短いのですが、最初は(どんな感じか)全然分からなくて、指導してくださる通りにやりました。それでも何度もやり直しました。
桃井かおりさんのまねは、自分からやったわけじゃなくて(笑)。とにかく思ってもないくらい高いテンションでやりました。
山崎:短いシーンなのに、こんなに何回もやるんやなっていうくらいやって、声のお仕事の方ってすごいなって思いました。とにかく声量もトーンも上げて、めっちゃ叫ぶくらいやりました。でも後で聞いてみると、それがちょうどいいくらいでしたね。
――1シーンで長い時はどのくらい時間がかかりましたか?
渡辺:最初は自分の中で声も定まっていなかったし、テンションもつかめていなかったので、2、3時間かかったこともありました。でもつかめてからは、とにかくアビーになりきってやっていました。
友近:私も最初は時間がかかっていましたね。私は見た目の感じから入って、あのかわいらしいエリンを作って演じました。
――映画を盛り上げるとともに、ミュージックビデオも話題になっていますが、いかがですか?
渡辺:シンプルな現場で撮影したんですけど、出来上がりを見たらちょーかわいくなってて、すごく気に入ってます。それがまさかアメリカで話題になるとは思っていなかったので、すごくうれしかったです。日本だけって思ってたら、世界中に広がっていたので、本当に世界にプロモーションできてたんだなって思いました。
友近:まさかそんな盛り上がると思ってなかったんですけど、アメリカではいろんな方に言われたので、びっくりしましたし、うれしかったです。
鬼奴:直美ちゃんに話題になってるってことを言われて知ったんですけど、世界に広がっててうれしいですね。
山崎:今の時代、こんなふうに世界に広がるんだなって思って。ネット社会ってすごいなって思いました(笑)。
――今回、4人のバスターズのサポートをする、ちょっと天然ボケなケヴィンという男性がいますが、皆さん個人の目線から見てどう思われますか?
渡辺:私はまじで無理ですね。イケメンだし、ああいうちょっと抜けてる感じの男性をかわいいって思う女性もいるかもしれませんけど、私は頼れる男性が好きなので。
それに意味不明な行動が多過ぎて、でも見た目はいいですよね(笑)。映画の中でみんなよく抑えられるなって思ってました(笑)。でも憎めないので、友達にはなれますね!
友近:エリンは恋してましたけど、私も付き合うってなったら違うかな。でも声優の方にはお会いしたいですね。
鬼奴:イケメンと1回は付き合いたいです。イケメンでマッチョな方と付き合ったことないので(笑)。主人(グランジ・大)はだらしない体形だし、酔っぱらうとすぐに「アイス食べたい」って言うんですよ。
山崎:最近、異性だったらなんでもいいっていう思いがあるので、誰でも受け入れます(笑)。
――今回のことについて、水谷千恵子先生はなんておっしゃってますか?
友近:千恵子先生はね、どんなことでもチャレンジすることに関しては、応援してくださるので、「今度続編があったら、私につなげて、ばか言ってる」って言われましたけど、事前にアドバイスもいただいて、応援してもらってます!
――最後に見どころをお聞かせください。
友近:女性が主役で爽快感もあり、最後まで楽しめる作品です!
渡辺:とにかくすごい迫力のある作品ですが、コメディーもウルッとくる部分もあるので、最後まで見てください!
鬼奴:私は1カ所しか出ていませんが、意識して見てください(笑)
山崎:私もちょこっとですけど、普段とは違う自分を出せてると思います。
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