武井咲&三浦貴大がSPドラマの撮影エピソードを語る
テレビ朝日系で、9月17日(土)夜9時から武井咲主演の「ドラマスペシャル 瀬戸内少年野球団」が放送される。
原作は1979年に誕生した昭和を代表する作詞家・阿久悠の自伝的小説「瀬戸内少年野球団」(岩波現代文庫)。1984年には“伝説の名女優”夏目雅子の主演で映画化された作品が、原作の上梓から37年、映画化から32年の時を経てよみがえる。武井は夏目が演じたヒロインの小学校教諭・中井駒子を演じる。
武井の夫・正夫役には三浦貴大、その他には友近、山内圭哉、本田望結、坂田湧唯、矢野浩二、栗山航、田中健、えなりかずき、平泉成、高橋惠子、大杉漣らが出演する。
そんな話題作が9月8日(木)、放送に先駆けて「プレミア試写会&お披露目会見」を実施することが分かった。イベントには“夫婦役”を務めた武井&三浦が登壇する予定となっており、ここでしか聞けないドラマの裏話や共演者との撮影エピソード、本作の見どころについて2人の口からたっぷりと語られそうだ。
なお、テレビ朝日の番組公式ホームページでは、9月5日(月)夜11時59分まで同イベントの参加者を募集している。イベントには4歳以上なら誰でも応募可能だが、親子を優先、未成年者は保護者の同意が、さらに中学生以下の場合は1グループにつき1人以上の保護者同伴が条件になっているので、公式サイトをチェックして参加してみては?
【STORY】
昭和19年の春、中井駒子(武井)は数日後に出征を控える網元の長男とささやかな結婚式を挙げる。甲子園球児だった夫は、駒子から生きて帰るためのお守りにするようにといわれた野球のボールを持ち、戦地へ旅立つ。程なく、教え子の足柄竜太(坂田)の父の戦死が伝えられ、時を置かず、駒子は紙切れ一枚で夫の戦死が伝えられ戦争が終わる。
その夏、海軍提督の娘・波多野武女(本田)が江坂町国民学校に転校してくる。終戦をきっかけに教育方針は変わり、男女が同じ教室で勉強するようになり、竜太と武女は席が隣同士に。竜太は大人びた雰囲気の武女にドギマギしながらも、教科書に掲載された軍事色の強い内容を墨で塗りつぶしていく。駒子は、その従順な姿に心を痛める。
長男を亡くし、両親の銀造(大杉)と豊乃(高橋)は、駒子の夫の弟・鉄夫(栗山)の嫁にあらためて迎えたいと思い始める。
しかし、淡路島に進駐軍が上陸し島がアメリカ文化に感化される中、竜太の同級生の兄・二郎(えなり)が大阪で一発当てると島を出ていく。二郎を見送る竜太らの前に、謎の三本足の男が現れる。
その男は、戦地で片足を失い、松葉杖をついた駒子の夫だった。約束通り戻ってきた夫は、大人の都合で左右されない確かなルールのある野球を子供たちにやらせてはどうかと提案し、駒子は監督となり教え子らと少年野球団を結成する。
2016年9月17日(土)夜9:00-11:16
テレビ朝日系で放送