草なぎ剛 自作の新曲「すごく気に入ってる」
9/12に放送された「SMAP×SMAP PRESENTS 草なぎ剛のイケメン登山部」(フジ系)にて、草なぎ剛が披露した自作曲「mountain rock」。発売中の月刊ザテレビジョン11月号にて、草なぎ本人が楽曲の制作秘話などを語った。
山頂でギターは弾けるもんじゃない!?
自作曲「mountain rock」は、ギターを背負いながら八ヶ岳を登頂した草なぎが、今回の企画のために制作。山頂にて共に登った竹内涼真、山本裕典、竜星涼、野口健の前で披露した。
「ロックンロールと岩のロックをかけたタイトルで、集中してたら歌詞とメロディーが降りてきて1日でできた。途中サビの「登れ登れ登れ」の前にギターのコードを押さえたまま“ドゥルルルン~”ってズラしていく、山の雄たけびをイメージしたテクも織り込んで。すごく気に入ってる。山頂で歌ったら気持ちいいだろうなって」と草なぎ。
これまでギターで制作してきた曲の中でもかなりアップテンポなナンバー。山頂まで登った後に弾くのは大変そうだったが…。
「また撃沈だったよ(笑)。ピクニックで行くような小山ならまだしも、本気の登山で行くような山では到底弾けるもんじゃない。寒さで手はかじかむし、登るだけで握力を失って、ピックすら満足につかめない。そもそもギターを背負って本格的登山が無謀だった。最初は大丈夫でも、途中からちょっとした荷物でも重くなってくる。山頂の環境や風や自分の状態を考えれば撃沈は目に見えていたこと。音を届けることの難しさを改めて知ったね。でも実際体験しないと納得できないギターマンとしては、大いなる収穫だとは思ってる」
大好きなギターの腕を磨く中で、今回のハプニングも「何事も経験」と語る草なぎ。
「僕の山登りはほぼ“スマスマ”でだけど、東京で何不自由ない生活をしてるとわからないことを教えてくれるのが山の醍醐味だと思うのね。山頂で食べるおにぎりの美味しさとか、お水の有り難みとか。僕は緩く楽しいほうに流れていっちゃう性格なので、自分の足で一歩ずつ進むことで自分を正してくれるところはあるんだなって」
その常に前向きな姿勢は曲調にも表れている。発売中の月刊ザテレビジョンではインタビュー全文のほか、「mountain rock」の歌詞、中居正広や木村拓哉らと登った"スマスマ"の登山企画を一挙振り返っている。