美女コスプレイヤーたちが素顔をさらけ出す!?
人気コスプレイヤーの五木あきら、みゃこ、モニ子が出演するバラエティ番組「日本コスプレ化計画『CODE:01』」が、11月20日(日)にCS・ファミリー劇場で放送される。
同番組は、この夏放送した「CODE:0」の続編。日本中にコスプレを浸透させ、そしてコスプレイヤーを増やすべく発足された団体“日本コスプレ教団”がコスプレの魅力を伝えていく。コスプレイヤーの五木あきら、みゃこ、モニ子が教団の創始メンバーとして、コスプレの魅力を紹介する。MCを務めるのは芸人のハライチ・岩井勇気と澤部祐。
五木あきらは日本国内だけでなく海外からもオファーが殺到する世界的レイヤーで、アニメやゲームなどの公式コスプレイヤーとして活躍している。みゃこは「東京ゲームショウ2016」などイベントでコスプレイヤーとして出演しながらCMやMCなどでも活躍するコスプレタレント。モニ子はコスプレイヤーとしてアニソン系クラブイベントに出演するほかクラブイベントでDJを行うなど注目を集める存在だ。
放送に先駆け、3人にコスプレ愛や番組への意気込みを語ってもらった。
――まずは“日本コスプレ教団”創始メンバーとしての意気込みを教えてください。
みゃこ:コスプレってもしかしたらコミケ(=コミックマーケット)のイメージが強いかもしれませんが、それは割とハードルが高めです。もっと気軽なアニソン好きな人が集まるアニソン系クラブイベントもありますし、私みたいに友達が少なければ(笑)、ニコニコ動画を通して家で1人コスプレを楽しむことも出来るということを…それとコスプレに悪いイメージがつかないように、コスプレをするときの注意点なども含めて紹介したいですね。
モニ子:私はコスプレの気軽さを伝えたいですね。気張らないと出来ないと思われがちですけど、「ちょっと気を抜いてもコスプレできるんだよ」って。私なりの楽しみ方を見せつつ、コスプレを広めていきたいです!
あきら:コスプレは人それぞれいろんな楽しみ方がある中で私は衣装作りが好きで、今回は72時間でイチから衣装を作ることに挑戦しました。「イチから衣装作るの!?」って驚かれるかもしれないですけど、私の作り方を見てもらったらある意味「意外と適当でいいのかも!」って感じてもらえると思うので、「コスプレって自分ができる範囲で楽しめるんだよ」っていうことを伝えたいですね。
――あきらさん、「72時間で衣装作りの挑戦」企画について、率直な感想は…?
あきら:私、一人暮らし向いてないんだなって実感しました(笑)。寂し過ぎます…。だから今回も友達と電話で話しながら作ってました。実は前から私も制作過程を撮ってみたいと思っていたので、実現できてうれしかったです。でも実際映像を見たら雑だなって…恥ずかしかったです…。もしかしたら嫌われるかもしれないけど…いつも応援してくださっているファンのみなさんにも見てほしいですね。
――お二人の感想は?
みゃこ:あきらちゃんの“素”が出てて、好感度上がりました! むしろああいう部分が見えないと完璧超人に見えちゃうから…。
モニ子:そうそう!
あきら:え、そんな風に見えてたの…!?
みゃこ:だからあきらちゃんのファンの方にこそ見てほしいです。
――コスプレのだいごみって何でしょうか。
あきら:衣装を着て構図を決めて…キャラクターや作品の世界を作って、写真を撮って見た瞬間の“達成感”ですね。一つの作品というか、頑張って作り上げた証として一枚の絵が出来あがることが喜びです。
みゃこ:“別人になれること”かな。自分の体とキャラクターを重ね合わせて、自分と違う人間の気分を味わえるところですかね。
モニ子:私は…“現実逃避できること”です。日常生活では絶対着ない衣装を着て、好きな世界にひたることができて楽しいですね。
あきら:コスプレって、ウィッグ、衣装、カラコン、小物…と作ったり集めたりするのは大変かもしれませんが、1個1個のアイテムが揃っていくたびにワクワクするんです。
モニ子:そのゲームのレベル上げみたいな感じだよね。
あきら:それでアイテムが全部揃って合わせてみた時はマラソンのゴールするイメージが近いかも。
みゃこ:確かに、それすごく分かる!
――今や人気コスプレイヤーになったみなさんの、最初のコスプレって何ですか?
モニ子:私は普通で…メイド服です。当時13歳くらいで、こっそり着て楽しんでました。高校卒業後にやっと本格的なイベントに出て、ハマってた「艦これ」の夕立をやりました。
あきら:家で最初にやったコスプレは確か12~13歳のころで、当時大好きだったキャラクターなんですが…「家庭教師ヒットマンREBORN!」の雲雀(ひばり)さん。
みゃこ&モニ子:え! 男装なんだ!?
あきら:そう、最近は男装しないけどね…。衣装は学ランを買って、(雲雀の武器の)トンファーもアニメイトで揃えました。点数を付けるならマイナス50点くらいです……。
みゃこ:私はビンゴ大会で当たったかわいいサンタの衣装を着たら目覚めてしまって、その次にやったのが「とある科学の超電磁砲」の御坂美琴ですね。
モニ子:絶対似合う! 想像できるもん。
みゃこ:いや、もう点数なんて付けられないゴミみたいなものだったよ…。高校の制服が似ていたのでやってみたんですけど、当時はコスプレなめてました…それでも楽しかったなって記憶が残ってますね。
――番組で着ている衣装は3人で作られたとか。
みゃこ:そうです~作ろうってなって2日間くらいしかデザインを考える時間がなかったんだよね。
あきら:最初に集まって打ち合わせして。
モニ子:決まらなかったところはグループLINEでやり取りしたんだよね。2人がずっと見てるのかなってくらい既読になるのが早くて(笑)。
あきら:“教団”っぽい衣装はどんな感じだろうって、教団が出てくるアニメの画像とか見たりして。一番参考にしたのは「ソードアート・オンライン」のアスナの衣装なんですよ。
みゃこ:うん、色合いとかベースになってるよね。
モニ子:「ここが白だったらどうかな」とか聞いたり、アドバイスし合ったりして作ったんだよね。
――この凝っている紋章も作られたんですか…?
モニ子:これはみゃこさんが作ってくれたんです!
――こんな複雑なのも作れるなんて…かっこいいです!
みゃこ:あ、ありがとうございます…。紋章ということで、意味がある物を組み合せた方がいいかなと思って、「ハートの鍵=自分を解放する」「はさみ=衣装制作&ウィッグカット」「羽=コスプレ文化を羽ばたかせる」っていうのを作って、2人に見てもらって…それで完成しました。
――おお~すごい! そんなベテランコスプレイヤーの3人から、MCのハライチ・岩井さんと澤部さんに何かコスプレしてもらうとしたらオススメはありますか…?
みゃこ:(ネットで検索して出てくる)岩井さんの「鬼灯の冷徹」コスプレ、相当顔が出来上がってるよね。
モニ子:うん、でも岩井さんなんでも似合いそう。あえて言うならツンツンキャラ系かなあ。
あきら:あ! ジャイアンとスネ夫でいいんじゃない!?
――すごくしっくりきました(笑)。それでは最後に改めて番組の見どころと、楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
みゃこ:“日本コスプレ教団”を初めて出す場なので、新たな一歩を踏み出した私たちの頑張る姿を見てほしいです!
あきら:今回はそれぞれのコスプレ活動を紹介できたので、「こういう活動があるんだ」って知ってもらいたいし、まだ伝えられてないことがたくさんあるので今後も期待してください!
モニ子:衣装、イベント、DJ と3人が違ったコスプレの楽しみ方を見せられたと思うので、どれか一つでも見てる人に刺さったらいいな。それと、今回はめっちゃ緊張しましたが、もし次も出演できるなら…もっと自然体で臨みたいです!(笑)
11月20日(日)夜10:00-10:55他 CS・ファミリー劇場にて放送