──現在、現役の高校生でもありますが、学業との両立は難しくないですか?
今はそれほど、大変ではないです。勉強は好きな方なので!
──得意科目は何ですか?
数学です! もともとはあまり興味がなかったのですが、父に解き方を教えてもらったり、「浜村渚の計算ノート」にハマったりしているうちに、数学が好きになりました。
──公私ともに充実しているのですね。
はい、そうですね!
──ではあらためて'16年を振り返ってみて、どんな1年でしたか?
神宿としては1段、“ランクアップ”させなければいけない年でしたね。神宿は舁夫さんが数人しかいない地下アイドルから始まって、やっと地上に顔を出したんです。だから今は、5人の顔やがむしゃらなライブという表面的なものではなくて、パフォーマンスで「気持ち」を届けなきゃいけない時期に入っていると思います。
そういう意味で、神宿を“進化”させなきゃいけない1年でしたし、“進化”できたんじゃないかなと思える1年でした。
──そんな中、自身最大規模である、Zepp Diver City TOKYOでのワンマンライブも実現しました。これからの神宿はどうなっていくのでしょうか?
目標は全国ツアーです!! 全国各地に「ライブ行くよ」って言ってくださる舁夫さんがいるんです。来てくださったからには、私たちも行きたいなと。(※取材後、3月4日[土]の北海道・DUCE SAPPOROを皮切りに全国6都市を巡るツアーの開催が決定)
──では、一ノ瀬さん個人の今後のビジョンを教えてください。
'16年はあまり、個人での演技のお仕事ができませんでした。'17年は演技のお仕事で映像作品に参加できたらと思います。
でも、神宿はずっと続けていきますよ! 神宿は、将来的にフォークソングを歌うグループになっても良いと思っているんです(笑)。アイドルだけど、みんな年を重ねて、落ち着いた曲ばっかり歌っているグループ(笑)。
メンバーとは喧嘩をすることはあっても、すぐに仲直りできる、そのくらいの絆があります。「女優さんになりたい」とか「歌手になりたい」とか、「お洋服を作りたい」とか。
それぞれに目標はありますが、神宿をやめる理由なんてない!“生涯神宿”ですね!
──最後に、読者への新春メッセージをお願いします。
明けましておめでとうございます。神宿としても、一ノ瀬みかとしても、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。あとは…身長伸びるかな?(笑)
ことしもよろしくお願いします!!
一ノ瀬みか(いちのせ・みか)
2000年4月12日生まれ。5人組アイドルユニット・神宿のセンターを務め、“みかちん”の愛称で親しまれる。